2011年3月11日。
東日本大震災発生。
あれから8年が経ちました。

震災により亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々、被災された方々へお見舞いを申し上げます。

8年という月日が流れましたが、復興にはまだまだほど遠い地域が多々あるようですし、被災された方々の中には、8年前で時間が止まったままの方も大勢いらっしゃいます。

地震による災害
津波による災害
そして原発による災害
複数の災害が重なって、被災地が広範囲に及んでいます。

特に原発の問題は深刻です。
廃炉までにいったい、どれだけの時間がかかるのか、そしてどれだけの費用がかかるのか…
想像もつきません。
もう二度と元には戻らない、取り返しのつかない事態が起きてしまったのかも知れません。

避難指示区域に指定されていて、自宅へ戻れない方々。
元の暮らしに戻れない方々。
先祖代々受け継がれてきた大切な土地を手離さなければならない方々。

その悲しみは都会で生まれ育った私たちにとっては、今ひとつピンとこない。
今住んでいる場所に特に愛着があるわけではなく、戻れないのなら別の場所へ引っ越せば済む。
そう思っている私たちには、被災され住み慣れた土地を離れなければならないという、本当の悲しみは分からないのかも知れない。

そんな私たちにできること。
募金、寄付、ボランティア…
なかなか難しいかも知れないけれど、誰にでもできることがある。
それはあの日のことを決して忘れないこと。
日々、普通に暮らせていることに感謝すること。
命を大切にすること。

綺麗事を言っているだけだとか…
本当に被災地に心の底から想いを寄せているのかとか…
色々と周りからは言われたり、自分でも本当の気持ちが分からなくなりそうになるけれど。

でも、はっきりしていることがある。
これ以上の災害はいらないと思うし、これ以上の戦争、紛争はいらないと思う。
この思いだけは間違いなく本物。
そう信じたい。

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