胃全摘腹腔鏡手術 | さりのスキルス胃がん闘病and子育て日記

さりのスキルス胃がん闘病and子育て日記

2015年8月突然の胃がん宣告。
9月に胃全摘手術でスキルス胃がんステージⅢBとわかりました。その後TS-1を1年内服しましたが再発し腹膜播種を確認。現在パクリタキセルとハーセプチン療法しています。
大好きな旦那さんと可愛い4歳の子鉄息子とともに頑張っています!!

先月の今日は手術でした。
あまりいろいろ考えると怖くなるのであんまり考えないようにして挑みました。

でもとにかく緊張はしていた。

こう膜外麻酔
点滴
鼻から入れた管

手術前に3つも繋がれた。

手術は腹腔鏡手術で5時間4分。
順調に終わりました。

手術室で起こされて、あぁ終わったのかぁキラキラと安心した次の瞬間傷の痛みがもろにきて、痛い痛い痛い!!!

すぐに痛み止め追加され、ICUに運ばれた。

ICUにつくと、今度は寒い寒い寒い!!
熱の出る前兆でした。
全身温め熱を出しきってなんとか落ちついた。

ICUにいる間に繋がれていたのは
こう膜外麻酔
点滴
鼻から入れた管
お腹に繋がれたチューブ
心電図
尿の管
足のむくみとり装置
血圧計
酸素吸入器


ICUでは色んなものに繋がれて静かな部屋に機械音が鳴り響いていて、看護師さんはいるけど仕切られた別なところにいるから心細いし寝れなかった。


心細いといったらラジオを流してくれて、その人の声だけでも少しは気がまぎれたようなきがするけど、寝たというよりは30分くらい意識が飛んでたなぁという感じで、まだ2時半かぁ。まだ5時かぁ。なんてカウントダウンしながら過ごした。


ちなみに、ローカル番組で有名なおじさんのラジオとバカリズムのラジオを聞いた記憶はあります。あとは深夜帯だったからそれなりの話をしてるラジオも聞いた気がするけどその時は意識が飛んだり目が覚めたりの繰り返しであんまり覚えてない。


朝の時点で、血圧計と鼻から入れた管と酸素吸入器は外されて午前10時過ぎ大部屋に戻った。

手術翌日は眠すぎてボーッとして家族が面会に来てもあんまり話す気にもならなかった。


手術の翌日からとにかく歩いた方が傷のなお腹が早いからね!と言われて看護師さん付き添いで少しずつ歩いてみた。


術後2日目には旦那さんが飛行機で帰える前に会いに来てくれて頑張ってたくさん歩いて見せた。


術後4日目には尿のくだが外れてその日の夜からよく寝れるようになった。


術後4日目から7分がゆから食事開始。


術後10日くらいで体は楽になりひたすら食事をゆっくり摂る練習の日々。


手術から3週間で退院となりました。


病院は綺麗だったし、看護師さんは優しかったし、病院食はそんなに美味しくなかったけど決まった量が出てきてどのくらい食べたか自分でも把握出来たから安心できた。


でも手術前日50.1㌔だった体重は退院の日には46.4㌔まで落ちていた。


そして家に帰りはかると45㌔ちょい。病衣を着てる着てないの違いもあるけどだいぶ減ったので、歩くときも体が軽くてなんだかフワフワします。


入院中2回くらい旦那に手紙を書き、たまたま同じタイミングで旦那も手紙を書いてくれて、励ましてくれたし、離れていて私のこと近くで見れなくてごめんねって心配してる。


無理はしないけど頑張らなきゃな流れ星