「今はまだ探偵を使う時期じゃない。」

 

そう言われ、ほっとしたようながっかりしたような…。

 

何とも言えない気持ちになったことを覚えています。

 

しばしの沈黙の後、私が口にしたのは子供たちへの思い。

 

「子供が先に気付いてしまったんです。

 私が先に気付けばよかったのに。

 これから子供になんて言えばいいんでしょうか?

 数か月も子供に辛い思いをさせてしまった。

 成績が下がったのも、パパの事をいつママに話そうか?事実は何なのか?

 そればかり考えて、勉強に集中できなかったようなんです。」

 

そんな事を話していました。

 

探偵B社の方は真剣に話を聞いて下さり…

 

「奥さん。やりましょう。」

 

とはっきりと。

 

「正直、現状を考えたら時期尚早でお金の無駄になるかもしれない。

 でも、子供のためにやりましょう。

 何もせずに悶々とするより、『子供のためにやれる事はやった』と

 言えるように。

 そのために私たちは協力しますよ。」

 

そう言ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

ただやはり、自宅に帰ってよく考えてから決めてほしい。

 

そうとも言われました。

 

約2時間弱の直接面談は終了し、雨の中帰路につきました。