発熱なく腰の痛みもやや収まった感じ。全身の症状は落ち着いている。


郵便局に行ってみた。徒歩3分のところ3倍の時間を要した。仙骨周辺の転移で左足の感覚がおかしくなり、左足裏にもむくみが常駐するようになってから歩くのが更に遅くなったが、もう少し何とかしたい。明日から散歩も兼ねて昼は外食にしようか。

 

それなりに頑張っていられるのは、臓器への転移がなかったからかもしれない。リンパと肝臓への、粘液型脂肪肉腫には稀らしい転移が見つかり、今後は分からないが。


これまで病気と治療が生活に与えた影響は、右股関節の動作不良で畳の生活が難しくなったくらいだ。腰椎L1全摘後も、リハビリを経て普通に歩けるようになった。がんの骨転移では骨がもろくなることが多いが、肉腫の場合は骨はしっかりしていることが多いそうだ。インプラントが建付け良く定着したのだろう。


インプラントはアメリカ製で材料は確かモリブデン鋼だったろうか。全摘部に据えられたメッシュはチタンのはず。下にレントゲン写真を付けておく。手術から1週間後のものだ。


手術前に調べていたところでは、厚労省の補助金もついて国産化の検討や非金属材の開発も行われていたが、どうなったのだろう。金属でなければMRIやCTも光らずに撮影できるので、がん患者にはとてもいいのだが。

 

手術から3年半、新たな転移が見つかると、大学病院整形外科の腫瘍担当先生に、コルセットの装着と骨転移を抑えるランマークを勧められた。そろそろ危なくなるタイミングなのかもしれない。12月は大学病院の診察もあるので、状況報告方々、要注意点を再確認しておきたい。