昨夜の練習には

妹も参加3人踊りに妹も一緒に出る

が、コレも

覚えが進んでいない

妹は前で踊って振りを伝えているが

後ろから見て真似るので

観客が見る前の美しさを表現する部分の

小さな動きが

全く伝わっていない

2人とも

 

コレがね

指導者に見て頂いて

踊りを覚えたか如何かの違いだと思う

小さなフレーズを

前で踊って見せて覚えさせ

正面から見て修正

1人で動けるようになって初めて

次のフレーズに進む

 

その時には最初の動きは

スムーズに流れているので

見なくても

動けていると

確信が持てるもの

 

この動きを毎回進めて

踊り手に合わせた動きや

踊り手が1番綺麗に、小粋に、しなやかに

それを見つけて

引っ張り出してあげるのが

見る目

 

生徒さんに

1番求められるものが何か

と、聞かれたら

「素質」などでは無い!

勿論、無視出来るものではないが

肝心なことは「素直」さ

「こうしてみ」

と言うと

口で言わずとも

腰をまっすぐ立て

背中を伸ばし

胸を張って

肩を落とす

 

誰でも

腰をまっすぐに立て

背中を伸ばすことぐらい出来る

胸を張れ

と聞くと

肩を張る、、コレは違うよね

肩を落とす

と言うと、背中を曲げる、、コレも違う

この違う!

を、指摘された時に

指導者は

胸を張って肩を落とすを同時にする為に

生徒さんの何処に力が入り

何処が理解出来ていないかを指摘する

 

この時に

肩を落とす方の首筋伸びているか

きっと伸びていない

首筋を伸ばさせると

今度は

お顔が顎を引き上げて突き出す

コレも、、違う

 

ね?

究極は物凄い筋肉の使い方をしている

それが自然に見えるのは

筋肉自体を

使い込んでいるから

と、言う事は

練習量が全く違うか

如何に素直に

指導書の言葉通り

体を動かし、馴染ませて行けるか

 

「向かいのお師匠さん、日がな一日

朝から晩まで、チントンシャン」

落語での一言ですが

鉋削るのも

日がな一日

魚釣るのも

日がな一日

結局の所

日がな一日を何日か過ごしている間に

かんな引の力の配分

釣り糸を垂れる時間や雲の流れの予想

 

一つ一つが

見聞き覚え出来るように

踊りの振りの一つを

日常の中の動きに自然に合わせ

尚!

身体を極限まで絞った動きで

力を抜いた状態や

力を溜め込んだ状態を作り出す

 

沙羅のように

日がな一日

寝て暮らす事を夢見て

踊ってごらん!

 

何処にも力や気負いの無い踊り

夢は

花の香を纏い

空気に乗り

野や、山を漂う

 

そんな踊り

 

沙羅の生徒さん曰く

間に合うかな?

沙羅曰く

今日入れて貴女は10日の練習日

振りは出来上がっているのだから

振りの変わり目の繋ぎを

自然に流せるように

後は踊り込むだけ

貴女のように

練習日充分取れている人居ないよ!

 

と言う事で

2024/10/02は清滝の練習です

 

沙羅より