おはよ!

室温  25℃

湿度  60%

外気温 23℃

曇り空

ドア開けっぱなしで

さくら、おこたの定位置でチンマリ

 

先の記事

御覧頂いたかと思うのですが

関連して

 

 

 

プロのハンターが警鐘を鳴らしています

 

山歩きのみならず

里山に暮らす方々の

生活圏、時に家の中に入ってきたなどの記事も

見受けますが

人間が餌であると言う認識

 

ネットを見ていると

本当に可愛い仕草や

仲良し家族の動物達が溢れています

沙羅家でも

さくらがペット然と9年の時を

一緒に過ごしています

 

家で飼われているペットは

比較的躾をされている動物が多い様には思いますが

沙羅家のさくらは

人間に対する躾と言うことを

気にしてしてはいないです

 

人間社会で

自分の命を守る為に

安全確認の為の「待て」

コレだけを教えています

 

ですから

人間を見て

自分に害を及ぼさないかどうかは

瞬時に判断しますが

人間の方が、何の判断材料もなく

「可愛いね」と手を差し出してきます

そんな時には

沙羅は、人間の方に注意します

「先ず手のひらを嗅がせて見て

それから頭を撫でて見てね」ってね

手を突き出して、頭に持ってこられたら

自分なら

警戒しないか?と

ちょっと思ってしまう

 

人間に飼われて

リードをつけられていることが

窮屈と感じない動物は居ないだろう!

守ってくれる安全性

食を探さずに得られる便利性

コレ以外に

愛情や仲間意識という方もおいでになるが

 

人間で

愛に満ち溢れていると思われる

家庭内であっても

暴力事件や意見の相違による争いが無いわけじゃない

飼い犬や猫が

愛情の裏返しを持たないと思える理由は何か!

 

そんな疑って

飼っているのか?

当たり前です!

 

赤ちゃん犬の時に

「絶対に、血の滴る生肉を餌にあげないでください」と

注意されました

理由?

飼い主の身体の内には

赤い血潮が流れている

その蜜の味を覚えたら

野生が目覚める一瞬

理性が忘れ去られ

本来の食べるべき食料に手を出す

 

熊が

音に逃げると

沙羅達も習った記憶がある

沙羅は少し疑問視していた

人工的な音は

正直、、真正面に立ちはだかる熊に

どれ程の脅威を与えられるか

 

音の種類よね?

 

音楽?無理

女性の話し声?無理

楽器の演奏?無理

人が聞いて心地よい音は

聞き慣れれば

動物だって良しになるはず

 

例えば実験出来るものとしてですが

和太鼓の響く音

篠笛の高い音

打ち振るう鈴の音の切れ味

時に足で地面を踏み抜く低い音

 

同じ音を立ててというのであれば

自然の中に

畏敬の念を込めた音の

重なり、響き合い

 

大昔から

山深くに鎮座した

神社やお寺など

何をしていたから

夜中の獣を寄せ付けなかったか

 

焚き火と薪の爆ぜる音、漂う煙

 

沙羅の義兄は

農作業に1人で山に入る

先日も1人で軽トラで山に入り

荷下ろしの際に足を滑らせ

落ちた先には大きな岩

その岩の上に仰向けで落下

背骨を骨折した

 

猪の出る畑地で

猟銃の免許を持って山に入る

 

幾ら、自衛としても

自然の持つ魔力には足元を掬われる

 

何故、慣れた道で足を滑らせた?

何故、仰向けに倒れた?

何故、1人の時に?

何故、背中なのか!

ちょっとした気の緩み

偶々、ポケットに入っていたスマホで

社員に連絡

救急車を誘導することが出来た

 

自分で救急車を呼んでも

山の畑の位置を伝え切れたかどうか

GPSで追いかけても

と言う、山の中

この時に猪に出会していたら

難しい状況

 

未だ、血の匂いに

反応するだけの近場まで

降りて来ていなかった

その後すぐ

筍のシーズン

 

自然の動きに

動物は敏感に反応する

餌のある場所を

数年でも覚えていて

筍のシーズンには

早朝に掘り返しに来ている

 

人間の血の匂いを覚えた熊が

生きて地域に潜んでいると考えたら

射殺

コレを繰り返すことで

恐怖を思い出させることが

出来るかもしれない

 

可愛いだけが動物ではない

人を餌とするのも同じ動物

 

ご自分で手立てを

お考えになってから

山道を歩く

 

沙羅より