目が覚めてから

一度も降りて居ません

さくらも気配で起きている事は

分かっていましたが

ネットサーフィン

 

終いに

「ク〜ン、ク〜ン」と

バタバタ走り回る声が聞こえてきました

居間に、自分1人だと気がついて

もしかしたら

一人ぼっち?と

慌てている様子

ぐっと我慢して

どうするか、様子を探って居ましたら

泣き声が止んで

走り回る音も聞こえなくなり

和室?

と、思って居たら

2階の廊下付近でバタバタ

部屋に入ってきました

 

沙羅のお家は

どの部屋にもさくらが自由に入れる様に

少し開けて居ます

押し戸は反対から押すと締め切るので

さくら1人通れる程

開けてある

一度締め切られてからは

用心して鼻先で引いて開けることを覚えた

其れも成果の一つ

 

そして得意顔に

ベッドに辿り着き

沙羅が腕を伸ばして

「おはよ」と声を掛けると

ベッドに飛び乗る為に

一寸後ろに下がって助走をつけ

飛び乗って

沙羅の足元チンマリ

いつもなら

一回ベッドにきちんと納まったら

沙羅が足を動かすと

「ウウ、、ウウ」と

文句を言うのですが

容認です!

1人でお留守番も

5、6時間ならできるかな?

 

沙羅より