実感としては、たった「4人に一人」程度ではないと思った。
25%ではなく30%くらいかと…。

町を歩いても自転車こいでも、
マナー考えずに通行しているおばあちゃんが多い。
逆にいたわってあげなくてはいけないと感じる、
そういうおばあちゃんと遭遇する。

昨日、連休のなかびだったせいか、
いつもの席が親子連れに坐られていて
(これは別ログで…)
その後、おばあちゃん集団が乗ってきた。

そのことをある人に話すと、
「そりゃ、元気だから五月蝿かったでしょう。
 耳が遠くなっていて、声もでかいし。
 普段、外に出ていないで専業主婦だった世代で、
 老人の権利を行使して、
 電車の中に乗っている人の中には、
 午後シフトで終電間際まで働いている人がいるとか、
 そういうイマジネーションがないから、
 電車は遊び場まで運んでくれるどこでもドアだから」

電車で許せない行為ではないだけに、ビミョー。

自分がおばあちゃんになって、
年寄りだから尊敬されるという勝手な思い込み、
そういう風になりたくない。

自分の人生経験を他人に活かせて、
その時々のマナーを守り、
周囲を思いやれる、
だから尊敬されるおばあちゃん。

これは、実は生涯教育の観点で、
日本は置き去りにされていたものではないかと。

敬う、愛される、単に年齢が上だから、ではない。

「敬老の日」の今日。
「老貴婦人」なんて言われる目標の日かもしれない。