続きです。

③時間差で、おもちゃやゲーム、テレビを交代で使う優先権を持たせるべしウインク

⇒一緒に使うって、歳が近くても、離れていても、それなりにムズカシイんだ。

おもちゃ、ゲーム、テレビなど、取り合いになりそうなものに関して、
1日や1週間の時間割りを作る。

各自が、この時間は自分に優先権がある、と思うと、
守られている安心感から、逆に心が広くなって、
自分の優先時間だけど、ゲーム一緒にしていいよ、とか、お互い仲良く共有して遊ぶ姿が出てくることもよくあります。

もちろん、テレビ時間に、ママやパパの優先時間も含めてOK


続きます。

④おやつを渡す順番を考慮すべしウインク

⇒何気なく、渡しているおやつや食事。

一番アピールの強い子どもから渡さないと、場が静まらない、、ということはあると思います。だいたい、下の子から渡すことが多いかな?

で、
ここでも、大事なポイントが。

もし上の子が遠慮がちとか、いい子ちゃんタイプ、頑張りすぎる察しすぎるタイプなら、

おやつを渡すとき、まず一番上から。

お兄ちゃんから先よ、だと下の子を刺激することになって、よけいに場が荒れる(笑)ときは、わざわざ言わなくてもOK。

そっと、その子とママだけで、あなたに最初に渡すね、という気持ちが伝われば。

自分がお兄ちゃん/お姉ちゃんで、
ママから大事にされている、頼りにされているという気持ちが、
この一番に渡される、という行動から伝わって、後々効いてくる。


下の子にとっても、実は大事な学びがあって。

『少し待つ』ということ。

ちょっと待つ、ということができなくて、
通っている園や、地域の公園などで困る場面があるタイプの子どもにとっては、

こうして、
家庭内で、ちょっと待つ場面を意図的に設けることで、
望ましい経験を重ねることができる。

ちょっと待つ、ことができると、
きょうだいゲンカもそんなにすぐ、ヒートアップすることはなくなるから。

まだ続きますウインク


結城ルミ子
小児専門の言語聴覚士。大学病院や療育センターで18年勤務。現在はフリーで活動。
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