みなさま、こんにちは。

寒空の下、桜が満開になっていますね。乃木神社のしだれ桜も満開です。

桜を見ると立ち止まって見上げてしまうのは、なぜでしょうね。

思わずカメラまで向けてしまいます。毎日写真を撮ってしまいます。


 さて、今回は「肩」シリーズ第2弾です。

前回は、肩こりは肩だけの問題ではないかもしれないですよ、という話でした。

それに関連して、今回は、じゃあ「肩」とはどこを指すのか、についてです。


「肩こり」と言うけれど、人によって示す場所はいろいろ。

みなさんはどこに「肩こり」を感じますか?

 上の写真はPixabayから使用させていただいていますが、見つけた瞬間、これだって思いました(笑)。


 頭と首の境、首の付け根、肩甲骨の間、腕の付け根など、肩こりとして表現される場所は様々です。このひとつの理由として、肩は、


 肩は複数の関節から構成されている


ということが挙げられます。

・・・肩ってひとつじゃないの???

そう、ひとつではないんです。


詳しくは肩こりのグループエクササイズで解説しますが、専門的には広い意味で5つの関節が「肩関節」として括られており、肩の動きに関与しています。

ということは、「肩」はとても多くの筋肉が関係しているので、その原因箇所によって「肩こり」の症状が出る場所が変わってくるんです。

肩甲骨と頭蓋骨、肩甲骨と背骨、肩甲骨と上腕骨(じょうわんこつ)、肩甲骨と肋骨、

鎖骨と頭蓋骨、背骨と鎖骨、上腕骨と背骨、などなど・・・

どこを結ぶ筋肉が「こる」かによって、首に近い場所が凝ったり、肩甲骨の間が凝ったり、場所が変わるわけです。


 お気づきかと思いますが、ぱっと見ただけで「肩甲骨(けんこうこつ)」の単語が多いですよね。ということは、肩甲骨は肩の動きにとても重要な役割を果たしていることがわかります。


 ですから、肩甲骨の動きが悪くなると腕の動きに大きな影響が出てしまいます。


 肩とは一口に言っても、とても広い意味を持っています。ですから、ご自分の肩こりの原因にあったストレッチや体操をすることが肩こり解消にはとても大事なのです。