こんばんは。お疲れ様です。今日も蒸し暑い一日の和歌山市でした。
マスクを付けていると喉の乾きに気付きにくく、身体が水分不足に陥りやすいそうです。
皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さい。


熱中症とは全く関係ない話題で恐縮ですが、ワタクシ実は最近までチタンボルト(通称・64チタン製)にハマっていました。
「サビず、軽く、強い」これだけ聞くと、まるでバイクの為に生まれたような金属のように思えますよね。

はじめは前後キャリパーのマウントボルトをチタン製に取り替えて満足していたのですが、結局あそこもここもと止まらなくなりました。
しかし、安くなったとは言えまあまあのお値段を提示してきやがるのがチタンボルトの現実。
毎月少しづつお小遣いで買ってきましたが、最終的に私はボルト如きにいくら使ったんでしょう。恐ろしくて計算などできません。
そしてこれは言いたくなかった事なんですが、ボルト程度ではバイクが軽くなったかどうかなどわかりません。
バネ下もそこそこの本数を替えてはみたものの、正直私にはまるっきり体感できません。
費用対効果は天保山ぐらい低いです。ガンスパーク以下です。

あ、ガンスパークってご存知ですか?私は子供の頃、王将のバイト代をはたいてアレを買った事があります。
何の効果もなく、最期にはエンジンがかからなくなり、広告を載せていたモト〇ャンプに苦情のお便りをしてやろうかと思った程愕然としました。

ガンスパークなんかどうでもいいですねすいません。チタンボルトには機能的な欠点もあるんです。
まずは焼き付きやすいこと。油断すると一瞬でご臨終です。焼き付きに対する根性の無さは、ステンレスの比ではありません。
次に、折れ込んだボルトを撤去するのが大変なこと。硬度が高いのでドリル刃が効き辛いです。逆タップが効くまで穴を掘れる気がしません。
最後は意外と強くないこと。強度的にはステンレスのボルトより遥かに脆い印象です。やっぱり最強なのはクロモリのボルトですね。

書いていて、自分でもいいのか悪いのかよく分からない素材に感じてきましたが、私は以下の4点がチタンボルトと上手く付き合う方法だと考えています。
・必ずスレッドコンパウンドを使って焼き付き防止を図る
・トルクレンチを使う(締付けトルクを守る)
・大トルクで締付ける箇所はクロモリ鋼のボルトを使用のこと
・嫁様にお小遣いアップを申し出る

ちなみにですが、チタンボルトはステンレスボルトと同じように、鉄やアルミにガルバニック腐食(電食)が起きます。
スレッドコンパウンドはその原因となる水分の侵入も防いでくれるので、エンジンカバーのボルトをチタン化する時などにも有効です。
もちろんステンボルト×アルミにも有効なので、一家に一本いかがでしょうか?笑

それでは本日はこのあたりで。
最後までお読み下さりありがとうございました👋