映画【十一人の賊軍】観てきました。
小魚ちゃんの友人とともに。
※『小魚ちゃん』=音尾琢真ファン(私も小魚です)
上のことからもお察しいただけるとありがたいのですが。
観に行った理由は。
「白石和彌作品にこの人あり!」の。
「音尾さんがご出演してるから」。
こんな理由なので。
原作のこととか、映画の内容とかはほとんど把握しておらず。
タイトルとチラシから、なんとなく内容をイメージしていた程度でした。
ざっくりあらすじは。
戊辰戦争の頃の話で。
10人の罪人を「無罪放免にするから」と砦を守る任につかせ。
10人と1人の藩士が新発田藩に振り回されながら壮絶な戦いに身を置く。
さて感想ですが。
ネタバレします。知りたくない方はお戻り下され!
まず観終わった時の気持ち → 「疲れた・・・・・」
なぜならグロい!
切る!切られる!血がビシャー!ブシャー!
刀が体を貫通!首が飛ぶ!切られた指が転がる!切断面バッチリ!
爆破!欠片が飛び散る!爆破!銃でズドン!
などなど
とにかくリアルでグロい。
私は香港映画とかで見慣れてるけど友人は・・・といらん心配をしてしまいました。
でも。
殺陣のシーンはカッコ良かった。
仲野太賀さんと本山力さんの殺陣、素晴らしかった。※素人目です
政(山田孝之さん)の逃げ腰から立ち向かうようになる変化も良かった。
ノロ(佐久本宝さん)には泣かされたし。
罪人それぞれの覚悟の時には胸がジーンとして。
溝口内匠(阿部サダヲさん)には「コノヤロー」と思ったし。
映像もけっこうきれいだったし。
155分という、なかなか長い映画だけど。
観てたらあっという間に感じるくらいには面白く観ていました。
で、音尾さんですよ。
小魚ちゃんとして言わせて下さい。
「白石監督!音尾くんのこと雑に扱い過ぎ!(笑)」
まさかのタイトルコール前に退場。
出てきてすぐ退場。
あとの150分、どーするよ!
いや、実のところ。
「その恐れ(ちょこっとしか出ない可能性)はあるよね」※これまでにもあったので
と友人と言ってたけども。
まさかホントにそんなことになるとは。
役柄としては「事の始まりの重要な役」ですけども。
音尾さんも承知の上で出てるんだからいいですけども。
チラシの名前の順番からしても、もっと長く出ると思うですよ。
すみません、小魚ちゃんの戯言でした。
総じて、観て良かったと思います。
それと。
今回は総勢14~5人の方が同じシアターで観てましたが。
私と友人以外は全員年上の男性でした。
そういうジャンルの映画ってことか・・・。