●鶏むね肉の下ごしらえとゆで方
典子です。こんにちは!
家族にごはんを作ることが私の仕事です。
そのことで私の健康も保たれていると思っています。
なぜなら、自分ひとりのための食事だと思えば、面倒になって、適当なものを適当に食べてしまうだろうから。
家族のために、栄養バランスを考えた食事を作り、それを自分も一緒に食べる。
だからこそ、今日も元気でいられるんですね。
家族に感謝、です。
・・・なあんて。
殊勝な発言、嘘ではないが、そんなことばかりも言ってられない。
昨日も、ぐうたらな子供たちに思い切りキレたところです。
子供っていったって、来年の4月から社会人になろうという男子と、大学生になろうという女子。
ちょっとくらい母に感謝してほしいし、それよりなにより家事手伝ってほしいわ。
まったく。
さて・・・!
気を取り直して。
食べるのも作るのも大好きな私ですが、作れば食べる、食べれば太る、というのが大きな問題であります。
なので、そんな私の最近のオトモダチは、鶏のむね肉。
パサつきがちな鶏むね肉を、なんとかジューシーで美味しくいただきたい、と思っていたところ、耳寄りな情報を入手。
鶏肉は下ごしらえにひと手間かければ、格段にジューシーで美味しくなるらしい。
そのひと手間とは、鶏肉を使う前に、5%の塩・砂糖水に浸しておくこと。
5%というのは、たとえば水100ccなら塩と砂糖は5gずつ。
これ、「ブライン(brine)液」というらしいです。
あさイチでも紹介されていました。
塩が、たんぱく質を分解し、砂糖が水分をお肉に取り込んで保つ働きをしてくれるそうです。
パサつきがちなお肉を、ふっくらジューシーにしてくれます。
●鶏肉の下ごしらえ
1.鶏肉の余分な脂肪を切り取り、フォークでところどころ刺して穴をあける。
2.ジップロックなど保存袋に入れ、水100ccに塩5g、砂糖5gを溶かしたものを注ぎ入れる。
3.ジップロックの余分な空気を抜き、鶏肉ができるだけ液に浸かるようにして、冷蔵庫で一晩寝かせる。
鶏肉の量に合わせてブライン液は加減してください。
私は、むね肉が大きい場合、2つか3つに切り分けて浸けています。
観音開きでもいいですね。
●余熱でゆでる
1.鶏肉の入ったジップロックのブライン液のみを捨てる。そのままジップロック内の空気をできるだけ抜いて真空状態に近くする。
2.鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰したら火から下し、鶏肉を入れたジップロックを投入。蓋をして1時間放置する。
※ジップロックは100℃以上の熱には耐えられません~。くれぐれもグツグツしないように。
余熱で調理したむね肉はとっても柔らかくしっとり仕上がります。
加熱調理する前に、ジップロックにローリエやタイム、ローズマリーなどハーブを一緒に入れておけば、鶏の臭みも気にならなくなりますよ。
このゆで鶏があれば、いろんな料理にアレンジできます。
またご紹介していきますね。
では、またね。