読書メモもすっかりご無沙汰に。
一応移動時間などに読んではいるのですけど、書くほどでもないか・・・とずるずる。
リチャード三世から先に読んで、遡る形でヘンリー六世を読み始め、やっと読了しました。
といってもとりあえず通読したレベルなので観劇までにはせめてもう1回読んだ方がいいのかなあとか。
リチャード三世だけ読んでいれば今回の観劇に特に差し支えはなさそうですが、前回と同じ役を同じ役者さんが演じられることもあり、読んでいるのといないのとでは物語の奥行きが変わりそうなのでやっぱりヘンリー六世も読もうと。
いやー、なかなか最初の100ページが大変だった。
なにしろ登場人物が多い
当然カタカナ。
一応家系図と登場人物一覧を何度も往復しながら読んでたんですけど、進んじゃ戻る、進んじゃ戻るを繰り返し。
ですが、100ちょっと超えたあたりからは勢いついてざざっと読めました。
先日の名古屋アイーダの行き帰りで半分以上読みましたでしょうか。
裏切りにつぐ裏切り。
血縁者やかつては主従関係にあったもの同士が傷つけ合うのがとてもせつないです。
ただ、ところどころでシェイクスピア独特の皮肉だったりユーモアだったりが含まれているので、悲劇なはずなのにふっと空気がゆるんだり。
ただ、いずれにしてもシェイクスピアは文字で読んでいるときよりも、舞台で観たときに登場人物がいきいきと動き出すのでそれがとっても楽しみなのですけど。
役者さんや演出の力と言ってしまえばそれまでなんですけど、やっぱり文字で読むことを前提にしたものではなく、演じられることを前提にしたものだなって数少ない観劇経験から感じました(要は私の想像力が弱いだけなのかもしれないけど)。
できれば今回の上演で使われる方の訳でも読んだ方がいいのでしょうが・・・・うーんどうしよ。
ヘンリーの方だったら間違い無く買って読んだかもしれないけど・・・・。
とりあえずちくま文庫の方読み終えてやっぱり浦井くんが演じたヘンリー観たかったなと思いました。
今度同じ劇場で同じ上演回を観る人の中にはたくさん先にヘンリ-六世観た方がいるんだろうなーと思うとうらやましすぎ。
内部の資料映像ありそうだから、新国立劇場の資料室で映像見せて欲しいっ。
リチャード三世の稽古場の様子がぴあさんのサイトで紹介され。
まだ稽古着なので実際のビジュアルは開幕までのお楽しみなんですけど。
http://ticket-news.pia.jp/pia/news_image.do?newsCd=201209210002&imageCd=11
http://ticket-news.pia.jp/pia/news_image.do?newsCd=201209210002&imageCd=7
http://ticket-news.pia.jp/pia/news_image.do?newsCd=201209210002&imageCd=2
あと、悩みどころは浦井健治フォトブックだな・・・・。
あれ劇場で買うの勇気いるわ・・・。
それにFCで買ったらたぶんサイン入るんだろうなあ・・・
サインとかあまり興味ないつもりだったけど、どうせ買うなら入ってる方がいいかとかそんなことも考えつつ。
さあ初日は近いぞっっ(初日には行けないけど)。
楽しみだっっ。