ぼくを探しに♪ | 愛しい地球とともに❀・*:。✡*
5年くらい前に
紹介したことがありますが
記事を消しているので
再度、書いてみたいと思います♡
❀・*:。✡*
![ぼくを探しに[本/雑誌] (単行本・ムック) / シェル・シルヴァスタイン/著 倉橋由美子/訳](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/neowing-r/cabinet/item_img_980/neobk-726726.jpg)
ぼくを探しに
「何かが足りない
それでぼくは楽しくない」
そこで、足りないかけらを
探しに行こう!と
思いつきました。
うたを歌いながら
ころがりながら
出発です♪
かんかん照りの日もあれば
雪や、雨が降る日もあり…
みみずとお話したり
お花の香りをかいだり
ちょうちょが、とまったり♪
すると!かけらに
出会いました♡
「ぼくのかけらを見つけた♪」
喜んでいると
かけらは、言います。
「ぼくは、ぼく
誰かけらでも、ないからね。」
…かけらに、そう言われ
しょんぼりしながら
また、すすみます。
❀・*:。✡*
すると、またまた
他のかけらたちに
出逢いました。
でも、小さすぎたり
尖りすぎていたり…
なかなか、合いません。
❀・*:。✡*
ぴったりの、かけらを
見つけたと想ったのも
つかのまで…
しっかりはめてなくて
落としてしまったり
きつく、くわえすぎて
こわしてしまったのです。
そして、ようやく
ぴったりのかけらを
見つけることが出来ました♡
うれしくて、楽しくて
僕たちは転がります。
もう欠けてないから
スピードもでました。
すると…
蝶が止まることも
なくなり
お花の香りを
かぐことも
みみずとおしゃべり
することも、なくなりました。
うたも歌えません…。
「なるほど、つまり
そういうことだったのか」
ぼくは、かけらを
そっとおろし
ひとりで、転がりながら
歌い始めました。
❀・*:。✡*❀・*:。✡*
この絵本は、すごく深いなぁと
想っていて
完璧になろうと
自分の欠けている部分を
さまざまなもので埋めようと
したけれど、
欠けたままの自分で
良かったんだ…と
気がつくお話でもあり♪
ぴったりくるパートナーと
出逢うために、お別れしたり
ムリに合わせようとしたり
束縛から関係を
壊してしまったり…
ぴったりときたと
思っても、依存関係になり
周りが見えなくなってしまう。
パートナーで、自分の
不足を埋めるのではなく
自分として生きることが
大切なんだと気がつく…
こんなふうにも感じます♡
そして、次に
続編になります…♪
![はぐれくん、おおきなマルにであう [ シェル・シルヴァスタイン ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/9577/9784751529577_1_3.jpg)
はぐれくん、おおきなマルにであう
![MISSING PIECE MEETS THE BIG O,THE(H) [ SHEL SILVERSTEIN ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/6579/9780060256579.jpg)
※ちなみに、私が
持っているのは、こっち。
英語版です♪
ウフフ♡(❃´◡`❃)❀・*:。✡*
それでは、いきまーす♡
❀・*:。✡*❀・*:。✡*
かけらは、ひとりで
すわっていました。
どこかへ連れて行ってくれる
だれかを待ちながら…
少しハマるけど
でも転がれません。
はめ方も知らない
ものもいました。
とってもデリケートで
ふれるだけで
壊れるものもいました。
かけらを失くしすぎたり
かけらを、持ちすぎたり
お腹をすかせた
こわい存在から
隠れることも覚えました。
飾り付けて
もっと魅力的に
見せようとしたり
光ろうとしたけれど
無駄でした。
やっと、ぴったり
はまるものに出逢いましたが…
かけらは、大きくなりました。
ぴったり合わなく
なってしまったのです☆
「きみが大きくなるなんて
知らなかったよ。」
「ぼくも知らなかった。」
そうして
お別れが来たのでした。
やがて、かけらは
見たこともない
不思議な、大きなまるに
出逢いました。
大きなまるは、言いました。
「きみは、ひとりで転がれるよ」
かけらは、
「ひとりじゃ転がれない。
ぼくには、とがった角がある
転がる形をしていない。」と
反論しました。
「角はなくなるよ。
たぶん僕たちは、また逢えるよ。」
大きなまるは
去ってゆきました。
ポツン…と、取り残され
かけらはしばらく
座っていました。
そして…ゆっくり
おしりを持ち上げて
向こう側に、どかっと
倒れました。
何度も、ドカッバタっと
繰り返していくうちに…
ぽーんと
跳ねるようになります♡
ころころと、転がるように
変化していったのでした。
今、かけらは
大きなまると再会し
隣を楽しく
転がっているのです♪
❀・*:。✡*❀・*:。✡*
続編は、かけらの
お話でした。
誰かに救ってもらいたい。
自分では、何も出来ない…
世の中には、わかってない
ものが多く
こわいものもいる。
気にかけ選んで
もらうために
飾ったり目立とうとしても
全くうまくいかない…☆
そんな、かけらが
一緒に転がりたいと思う
大きなまるに出逢って
勇気を出して
下手っぴのまま
自分で進み始めるの♡です。
最初は、全然
転がれないけれど
やがて、ころころと
転がれるように…♪
大きなまるは、かけらが
自分の力で転がれると
信じて、先を行ったし
かけらも、愚痴をいうのではなく
ひたすら進み続けたのです♡
誰かに幸せにしてもらうのでも
連れて行ってもらうのでもなく
自分を信じて進むこと♡
そうして、大きなまると
一緒にいることが出来るように
なったことが、本当に
感動なのです.。.:*♡
きっと、自分を信じ
行動をしていくことで
自分の力になるのだろうな♡
必要なのは、飾ることでも
隠れることでもなく
自分で行動をすること♡
周りのせいにせず
周りを評価してばかりでなく
自分の力を
ただ信じること♡
本当に大好きな絵本です♡
(❃´◡`❃)❀・*:。✡*
タイトルは、違いますが

