少し前に、たまたまチャンネルを変えたら『今年最も愛された昭和の名曲2023』をやっていて。


流れていた曲は

1982年発売  『 聖母たちのララバイ』

*聖母(マドンナと読みます)


私はこの曲が流れると泣いてしまいます。


多分、小学生くらいにテレビで見た何十年経っても忘れられない光景。年齢バレるけど『3時のあなた』って番組だったかなぁ。


取り上げられてたのは、犬猫の殺処分の現状。(多分。私の中では煙と山積みのお骨だけが残ってます)


そして煙となって上がってるところで、この『聖母たちのララバイ』が流れいて、そして沢山のお骨が映っていました。衝撃的でした。


可哀想の気持ちはあったと思います。

だけど特にその後、特に関心もなく過ごし、あるボランティア団体さんがきっかけで、スイッチが入ったように、命に対して強く関心を持つようになりました。

その団体さんがレスキューに入った広島ドッグパークの現状を見て毎日泣いて、そのあとの大阪での多頭のブルセラ殺処分。毎日泣いて心が疲れるほど。


私も助けたい助けたい❗

そう強く思ってたら、ふらっと庭に現れた白猫。その子は譲渡しました。


自分でもできることをするようになったのも、過去に見たテレビの光景が心の奥深くにあって、活動されてる方達をみてスイッチが入ったんでしょうね。

そして私の中で、この曲=たくさんの子達のお骨というイメージが結びついてしまってるんだと思います。だから泣いちゃう。


昔よりも殺処分は減っていても、命を軽視し、簡単に手放す人が多い今。


ゴールデンタイムに特番をやって欲しい。ドリームボックスという名の殺処分機があることを。刺激は強いでしょう。でも親子で見て欲しいです。学校ではオブラートに包んでる部分も多いと思います。全てを知って欲しい。


動物を殺したり、蹴り上げたり、水に沈めたり、引きずったりする子がいる世の中。痛みを知って欲しい。


私のように心のどこかに残っていたら、向き合い方も変わるかもしれない。



『聖母たちのララバイ』が当時受けた衝撃を思い出させてくれます。忘れない。