前回のブログで、名前だけ登場した
ジャンガリアンハムスターの『まめた』。

手に出来物があって、病院に連れて行きたいので、職場から迎えた子。

うちに来たのはパールホワイトの『つきみ』が空に行ってからすぐの3月末でした。
多分、その時は生後1ヶ月過ぎくらい。

その時からずっと薬を飲んでました。
はちみつと薬を混ぜて、スプーンで
差し出すと、美味しそうに舐めるんです。

でも、腫瘍は治ることなく、別の手足にも
出来ました。小さくて、細いその足に
はちきれそうな腫瘍…

初めは負担を考え、クルクル(ハムスターが走って回るおもちゃ)も外してましたが
、途中から付けると、いつの間にか乗るようになってました。それはほんとに珍しい姿で。今日まで、走った姿は一度くらいしか記憶がありません。

そんなに活発な子ではなく、ほとんど
寝てるような子でしたが、4日前。
昼のお世話時は元気でしたが、
夜にあげたゴハンを全く食べませんでした。


ちょっと様子見よう。
その日の朝晩のゴハンも食べない。
薬もイヤイヤして受け付けない。
これはマズイ…

4日前に、部屋を夏仕様にして、
その竹すだれから、独特の臭いがしてました。『まめた』のケージのすぐ後ろでも。
はじめはそれかと思いました。
ハムスターも嗅覚が鋭く、環境の変化などのストレスにも弱いのです。

かかりつけがお休みだったので、
別の病院に行くも、「何も出来ません」と。(そのたった5分のやり取りでたっかい初診料に怒り&呆れて帰宅)
結局、休憩を利用して家に戻り、
ブドウ糖を与えようとしました。
が、もがいてイヤイヤ…

水分も取らず、丸3日。
今日、かかりつけの先生に電話して
アドバイスをもらい、
ブドウ糖で口元を濡らしました。
(ムリにあげなくても、濡らすだけでいいとのこと。吸収するそうです)

昨日あたりで覚悟はしてました。
今日の様子を見て、今日明日かなと。
たまたま今日は休みでした。

用事を終え、『まめた』を見ると、
大きな呼吸に。来てしまったかな…と
その時思いました。
手を洗い、小さな体を手のひらに乗せました。プキュプキュ音を鳴らし、
大きな呼吸が、小さくなり、
少しして止まりました。止まったように見えてるだけかと、軽くマッサージしたら、
また小さく動き出しました。
それも数回だけで止まりました。
止まったように見えてるだけかと、
私の手が震えたらわからないと、視界が歪んでよくわからないと、ハウスに置いて見つめました。もう、戻りませんでした。

体を見ると、たった1日2日で、
手足に沢山の腫瘍が増えてました。
腫れ上がってました。どんなに辛かったか。汚れた小さな体を拭きながら、
『まめた』はすごい頑張ったんだなと
あらためて思いました。

『まめた』。
約半年のハムスターの生涯でした。

触れ合う時間はほとんどなかったけど、
うちにきて美味しいもの食べれて良かったね。お利口さんだったね。
つきみ同様、私の休みの日に気になって
覗いて見たタイミングで、合図をくれて
手の上で看取らせてくれた。
それだけでも、良かった。
独りで空には行かせたくないから。

悲しい後悔は、画像がなかったこと。
歴代のハムちゃんは、食べてる姿を遺影にしてますが、『まめた』の画像がなかった…
後悔しかありません…

どうしようか、まめた。
あなたに謝るしかないね。
「ごめん…ほんとにごめんね、まめた」

まめた、つきみ達と同じ花壇に眠ります。

これも『まめた』の記録。
長文にお付き合いいただいてありがとうございました。






横向きしかないよ。可愛いの無くてごめんね。