ウナの命日のブログで、
愛猫をなくされ、もっといろいろして
あげれられたのにと後悔されてる方に
いろいろ尽くした方ほど、後悔がでるように思うと、コメント返しをしました。
うちのウナ(愛猫)の時も、める(愛兎)の時も
自分でもできることはやり、
できないことは、病院の先生に託しました。
大切な子を想って行動したつもりです。

いつでもそうしてきました。
気になることがあれば病院へ。
治るのに時間がかかっても
治療を続けました。

今回もそうでした。
職場で店の裏にアレルギーのために、
長くいたハムスターが可哀想で、短い寿命なら、美味しいものを食べさせ、楽しいクルクルで遊ばせ、
フカフカのお布団で寝かせてあげたいと、
そう思って迎えたのが昨年8月。

うちでは、数もいますし、毎日の朝晩のお世話、投薬程度のふれあいでした。
でも、毎朝欠かさず、みんなが大好きなトウモロコシを解凍してあげたり、
いろんなごはんを日替わりであげてました。


チップアレルギーをもった<しぐれ>は、
ある時から、手が腫れ上がり、一時はクスリでおさまったのですが、クスリをやめるとまた腫れ上がり、ついには両手がそうなりました。で、片手は完全につぶれて、
指の形が無くなりました。
不自由ながらも生活ができてました。
そして、今度は、ほっぺも腫れてきたのです。赤紫になり、ハチミツを混ぜたクスリ、塗り薬で長いこと治療してきました。
だんだん大きく膨らんでいくほっぺ。
ポロポロくずれて食べやすいように
フードもふやかしたりもしてみました。
しぐれ自体は、食欲もあり、元気だったのですが、腫れ上がったほっぺで、片目がつぶれ、少しずつ出血するようになりました。
いつ破けてもおかしくないほど、
パンパンで、ゴハンを持てない手も、
片目が見えない状態も、口元で大きくなる出来物も、腫れたほっぺも可哀想だったので、痛みから開放して見えるようにしてあげたいと、
先生に話をして切って出してもらうことにしました。
そして今朝…いつも以上に大量の出血。
昼から手術の予定だったので、
病院に預けました。
朝もいつもと同じトウモロコシをあげて、
キャリーには、大好きなひまたね。
麻酔から覚めたら食べれるように。
夕方に元気になったしぐれを迎えに行くはずでした。
が…預けた1時間後。
「麻酔から覚めて動いていたのですが、急変しました」と。
先生の説明がだんだん耳に入らなくなり、
ショックと後悔が一気におしよせました。

さんざん大泣きし、早々に迎えにいきました。
シーツの上で横たわったしぐれが目に入りました。先生の説明では、出来物も取り、
麻酔にも耐えられたようです。
覚めかかって動いていたところ、
バタンと倒れ、心臓が止まったとのこと。
蘇生も試みたけれど戻らなかったと。
血がたまった原因を見ると、奥につまったゴハンが、血管を破り、
ほっぺにたまってたのでしょうと。
それを抜いたことで、体に必要な血液の10%以上が失われてしまい、失血死に
なったのではとの判断でした。

小さな体にいろいろな傷害を抱え、
少しでも楽にしてあげたくて選んだ手術。
なのに、少し前まで手のひらで動き、術後のひまたねまで食べてしまうほど、元気なしぐれを死なせてしまいました。

先生は、今までも、今日の手術後も
良くしてくれたのですが、
しぐれを想っての判断が寿命を縮めてしまいました。
しかも、誕生日を間違えて記憶してた為に、麻酔のリスクの高い年齢になってたことに、亡くしてから気が付きました。
気付いていたなら、やってなかった…

きっと、しぐれは、そんな大変な体でも生きていれれば良かったよね…
毎日大好きなトウモロコシや、ひまたねが食べられて、安心できる自分の家で過ごせたら、それだけで良かったんだよね…

ごめんね、しぐれ…
本当にごめんなさい。

病気と闘って、その時がきてしまっても、
後悔が出るのに、
自分が死なせてしまった後悔は、
一生涯消えることはない。

悲しくて悲しくて何もする気になれず、
アタマがガンガンしてます…