息子は現在9歳の小学校3年生です。


食道閉鎖症という疾患を持って生まれてきました。


生まれてすぐに何度か手術しています。


1歳になるまでは肺炎を繰り返して、

入退院を繰り返していました。


2歳くらいからは有難いことに

びっくりするくらい元気に成長してくれました。


彼は不思議な子で、準備をする子なんです。


食道閉鎖症の胎児は羊水が飲めません。

へその緒だけの栄養で育ちます。

羊水が飲めないため、母の羊水が過多になります。

その為、早産しやすくなります。

低体重で生まれてくる子が多く

手術なら耐えうる体重になるまで待たなければいけない場合もあるそうです。


息子は私のお腹に予定日いっぱいいました。

羊水過多を指摘されながら母の体も強かったんすね。

2800グラムで誕生しました。

すぐにでも手術に耐えうる体重です。


ゴールデンウィーク前の平日の昼間に生まれました。


疾患が見つかり、転院手続きも平日の昼間だからすぐに決まり、手術までとてもスムーズに進んだのです。


凄く有名なスーパードクターが、

ゴールデンウィークまっただ中

病院はもちろんお休みなのに

息子のためだけにオペ室を開けてくれ、

チームを組んで、手術をしてくれたのです。


息子はお腹の中で自分の病気が分かっていて、

準備していたんだと思います。

生まれるタイミング、

ギリギリまでお腹の中で耐えて体を作る。

生まれた後に戦えるように。。


今回の白血病が発覚した時もそうですが、

息子に周りの大人が動かされるんです。

あの子に一番ベストな様に物事が進んで行くのです。とてもスムーズに。


不思議な感覚です。


自分の過酷な運命に抗えないなら、準備をする。


そんなあの子に周りが動かされてしまう感覚です。


体も心も本当に強い子です。





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