いつも長文ですが、今回も・・・(￣▽￣)
最後までお付き合いください。
先日、今まで抱えていた「思い込み」と「勘違い」に
９年越しの「ごめんなさい」と「ありがとう」を
友人に伝えることができました。
その大きな気づきがきっかけとなり、
幼少期から今までを振り返り整理しながら
ぢんさんのブログを読んでいたら・・(￣▽￣;)ﾊｯ!!!!
とっても
いや、かなり大切なことを見落とすところだっだ（汗）
それは父親のこと。
両親は、私が小学校２年生のときに離婚。
原因は、父親の女性問題・借金・暴力でした。
ある意味、パーフェクトな父。。
原因になることは、記憶にはっきり残っているぐらい
小さい頃からずっとみてきた。
毎晩家に取り立屋がくるから、
居留守を使うために
電気をつけずロウソクの灯で過ごした日々。
生活費なんてもらえないから、
母はスナックで働き、夜はいつもひとり。
夜中怒鳴り声で目が覚めると、
父が母を殴る・・蹴る・・
それを泣きながら止める私。
だから父が大嫌いだった。
憎かった。
本気で、死ねばいいと思った。
小さいころの楽しかったことも、
悲しい辛いことが上回っていたから、記憶から消され
悲劇の幼少期だったと、ずっと「思い込んでいた」。
大好きなお母さんが、
お父さんのせいで不幸になったんだ。
そして私も。
ずっとお父さんの「せい」にしていた。
私が１５歳の時に、とあることがきっかけで父親と再会。
ずっと抱いていた憎しみは消えなかったけど、
父も更生して今では経営者となり、
いい加減過去のことはもう水に流そうと、
そのときから、あの時のことは
もうなかった事として「心に蓋」をした。
そして「鍵」をかけた。
鎖までかけて頑丈にしたｗｗｗ
その後は、父なりに今までの空白を取り戻そうと
いろいろなところへ遊びに連れて行ってくれた。
孫が産まれ、
暇さえあれば、おもちゃを買って遊びに来たり。
母が突然亡くなったときは、
右も左もわからない私が喪主を務められるわけもなく、
何かと陰で支えてくれたり。
今思えば、感謝の気持ちでいっぱいなんだけど、
その時はやっぱりあの時のことが心の奥底に居座っていたから
素直に感謝できなかった。
拗ねて捻くれていたから、
むしろ、やってもらって当たり前。
(*｀Д´)ﾉｷｨｨｨｨ!!!
その想いのほうが強かった（←なんて最悪な娘だｗｗ）
ぢんさんのブログでは、頻繁に
「勘違い」「思い込み」「誤解」「偏った価値観」・・などなど
キーワードがよく出てくる。
いろいろな記事を読むたびに、
待てよ待てよ・・。
これってもしや、私も同じじゃない？？！
薄々気づきはじめたころ・・。
また巻き戻して過去を何度も振り返った。
父が再婚した母とはとても仲良しなんだけど、
その母から、
『 いつも小さい頃の私の様子を、ニコニコしながら
話してくれるんだよ～♪
自分の写真は一枚もないけど、
私の写真だけは今も大事にしまってある 』って・・。
当時それを聞いたときは、嬉しいというよりも、
家庭崩壊しときながら、
いまさら都合よく
父親ぶんじゃっ
ねぇーー!!!!!(▽皿▽メ;)ｵﾗｵﾗ・・
な～んて、拗ね拗ね祭りだったけど、
たぶん違う。
いや、きっと違う！！
確かに私は一度も暴力を受けたことがない。
でも、目の前で殴られている母をみて、
自分も殴られているような気持ちになってたんだ。
確かに父と母の仲は悪かったけど、
それは夫婦の問題であって、私には関係ないんだ。
小さい頃、海で一緒に撮った写真や
七五三のときに抱っこされて撮った写真とか
記憶にはないけど、証拠がある。
そして今も、考えてみれば
短腹で口数は少ないけど、私にはとっても優しい。
お父さんは、今も変わらず私のことを大切に想ってくれてるんだ。
ただそれを
私が素直に受け取れていないだけだったんだ（目からうろこ・・・）
私だけが自爆ピエロだったんだぁ～
自分のアホさ加減に、マジ吐きそうｗｗ
ごめんよ～～お父さん・・(T ^ T)
いてもたってもいられなくなって、
気づいてすぐお父さんに電話しました。
「お父さん♪GWデートしよヽ(*>∀<)ﾉ♡」
突然の誘いに戸惑っていた父でしたが（笑）
先日、お父さんが行きつけの居酒屋さんに行き、
初めて親子水入らずでお酒を飲みました♡
カウンターには、５０～６０代の常連さんが、私たちの様子を見て
「社長！今日は一段と優しい顔してるね～
」
「娘さんとこんなに仲良しなんて羨ましいわ～
うちなんて、会話もしてくれないよ（泣）」
お父さんも私も普通にしていただけなんだけど、
周りの人には伝わったんだね。
みんなからあまりにも褒められるもんだから、
鼻の穴大きくして、喜んでいるお父さん・・
♪
ただ、肝心な想いを伝えようとタイミングを見計らうも、
周りに人がいすぎて、話し筒抜けじゃ～～んｗｗ
私もどんな展開になるか予想もつかなかったから、
とりあえず帰る前には必ず伝えようと思っていた矢先に、
カラオケタイムに突入（恒例らしい）
お父さんは、石原裕次郎の曲を・・♪
歌が上手なのは知っていたけど、
気持ちが変わると、聴こえ方も変わるんだね
めちゃめちゃ上手で、これまたカッコよくって、
お父さんかっこいい～＼(≧∇≦)／
素直に口から出た言葉♡
幸せそうな顔してるでしょ
二人とも
私も何か歌えとマイクが回ってきて、
倖田のくぅちゃんでも唄いたかったけど
そこの居酒屋さんにはなくて（笑）
年齢層を考えて美空ひばりを選んだら
「愛燦々」が目に留まった・・☆
♪雨 潸々と この身に落ちて
わずかばかりの 運の悪さを 恨んだりして・・・
・・人生って、嬉しいものですね・・♪
まだ想いを伝える前に、
お父さん泣いてるし！！（想定外）
居酒屋さんで、私に接してくれている様子を見ていても
全てに愛が感じられた。
それを始めて素直に受け入れることができた。
とっても嬉しかった。
そして、改めて今までの勝手な勘違いと思い込みで
誤解していた事を反省し、
「ごめんね・・★」 そして 「ありがとう♪」 を伝えることができた。
二人で、いっぱいいっぱい泣いた。
３７年目にして、ここからが私たち親子のスタートライン
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
もし私と同じように、未完了の想いで一歩踏み出せない人がいたら、
少しでも背中を押すきっかけになったら良いなと想い
綴らせて頂きました。
私もセラピストとしてお仕事をさせて頂いていますが、
人間誰しも「光」と「影」があると思います。
それが、正しいとか間違っているとかそんなんじゃなくて。
抱えている悩みは人それぞれ違ったとしても。
心のブレーキが外れたいま
また違った視点で、さらに素晴らしい作品やカウンセリングが出来ると
自信を持って言えます
かずみん