私たち夫婦は、お腹の中の赤ちゃんを「ポコ」ちゃん、と呼んでいます。
ポコポコと胎動が大きくなってきた頃から、こう呼ぶようになりました。

その前は「そらまめ」ちゃん、
そのまた前は「ピー」ちゃん、
さらにその前は「玉」ちゃん、と呼んでいました。
どれも、エコー写真を見た印象で名付けたんですけどね。^^;




入院生活も、一週間が経とうとしています。

昨日、点滴をはずしました。
点滴で薬を入れていたものを内服薬に変えて様子見。
問題がなければ退院できます!とのことだったのですが……

内服薬に切り替えた途端、お腹の張り(というか、重たさ)が頻発。
結果、今朝から、再び点滴生活に逆戻りしてしまいました。。。_| ̄|○


「退院」の二文字が見えかかっていただけに、ショックも結構大きいもので。
ひとまず旦那にも状況報告のメール。
旦那からの返信も「もう嫌。。。」と、ショックを隠しきれなかった模様。




しばらくして後、再び旦那からメールが。

そこには、我が家のプランターで実をつけている茄子の写真。
おぉーっ、大きくなったなー!
私が入院する前はまだ、花が落ちたばっかりで親指大サイズだったのに…!

メールには、こんな一文が添えられていました。

「ポコもこの茄子みたいにもう少しの所まできているはず。
泣き言を言ってもしょうがないので頑張りましょう、今日は安産祈願でもしてくるよ」


もう少し…か。




「もう少し」。

この言葉を見てふっ、と思い出したフレーズが、

「ぽこ・あ・ぽこ」。


元はpoco a poco から来ていて、楽譜用語(?)で、「少しずつ」の意味。
少しずつ遅く…みたいな使い方をするんだったかな。?

ふふっ、こんな所でポコちゃんの名前とpoco a poco が繋がるなんて。
偶然とはいえ、なんて面白いんだろう。


さて
「ぽこ・あ・ぽこ」は、NHKEテレの「フックブックロー」の中で歌われた曲です。

猫のリリックちゃんがギターを弾いていた傑作くんに「ぽこ・あ・ぽこってどういう意味?」って訊いて、
意味を聞いたリリックちゃん、傑作くんの奏でるメロディーに節をつけて歌い出すんだよね。


あー確かアレ、いい歌詞だったよな~
と何の気もなしにググって歌詞を探してみた。

読んでみたら、不覚にも涙してしまった。



  のんびりいこうよ あわてちゃ つまづく
  いきすぎたときは もどって もいちど

  ぽこ・あ・ぽこ きのうよりきょう
  すこしだけ いいひに なるきがするね

  ぽこ・あ・ぽこ きょうよりあした
  すこしずつ いいゆめ そだちそうだね




そうだね、
少しずつ、ゆっくりゆっくり。
焦っちゃイケナイ。

幸いにも、ポコちゃんは超元気。
もう少ししたら会えるんだから、
今はゆったり気構えて、心身ともに休めなくっちゃね。





しかし
フックブックローのCD音源が欲しくなってきたぞ。。。
近所の某TSUTAYAでまとめてレンタルしたい所なのですが
私のおこづかい、足りるかな。。。!?(^_^;)