明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

新年になったのでつなぎ折りのバイブル「秘伝千羽鶴折形」を紹介して

いきたいと思います。

 

詳しい説明はこちらをどうぞご覧下さいませ。

 

1.  蓬莱(ほうらい)

 

狂歌) 島台(しまだい)は蓬莱山をうつしけり

       尉(じょう)と姥(うば)との相惚(あいぼれ)ぞよき

 

蓬莱は島台(しまだい)とも言い、東方の海上にある不老不死の薬を

持つ仙人が住むとされる「蓬莱山」に見立てて、松竹梅、鶴亀、

尉と姥の老夫婦などを三本足の台の上に置いた飾り物の事を言います。

 

しかし、実物を見たことがないのでピーンときませんが、

婚礼その他のめでたい儀式の時に飾った縁起ものらしいです。

 

私の推測ですが、編著者秋里籬島(あきさとりとう)のお気に入りの形

だったのではないでしょうか。

それとも、千羽鶴考案者の魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)の渾身の作

だったのかな?

 

一羽の鶴を四羽の鶴が下から支えている形になります。

 

これからいろいろな千羽鶴の世界を紹介していくんだビックリマーク

という意気込みを感じます。

 

発想は独創的で素晴らしいのですが、初めてつなぎ折り千羽

鶴を折るのには難しいです。

 

だからこそ挑戦したくなります。