妹背山(いもせやま)は「桑名の千羽鶴」を代表する形のひとつです。
妹背山は,親子、恋人、夫婦の意味があります。
決して離れない形から結婚式の引き出物として贈られます。
東日本大震災の時に被災地に復興の願いを込めてメッセージと
共に届けられました。
実は私の一押しの形です!
なぜなら、
1. どんな紙でも折ることができる。和紙でなくてもよい。
2. 製図がいらない。
3. 折り目をつけハサミで切り込みを入れればOK。
4. 両面紙(裏と表の色が違う)を使うとインパクトが強くなる。
5. 羽がつながっているので切れる心配なく安心して折れる。
一羽の鶴はとても有名ですが、二羽がくっついている形の妹背山を
日本人でもほとんど見たことがありません。
まして外国人はさらに見たことがないでしょう。
是非、国際交流にもお役立て下さい。
展開図はこちらです。
正方形の紙を先ず半分に折りハサミで切ります。
次に、頭(くちばし)を表す○を書きます。
紙の真ん中を半分まで切れば後は折るだけです。
○印に向かって三角形に折ります。
両面紙の場合片側を反対に折ります。
妹背山(いもせやま) の狂歌
結びては妹背の山の中に折れる吉野の紙のよしや離れぬ