「桑名の千羽鶴」はよく知られている一羽の鶴が折れれば

誰でも作ることが出来ます。

 

準備する物: 

       和紙、筆記用具、ハサミ、カッター、定規(30㎝位)、

       カッティングマット(カッター使用時の下敷き)、

       金定規(カッターで切る時使用 あると便利)

 

ただし,いろいろな形の鶴を折るため注意が必要です。

 

其の一、 一羽の鶴が折れること

其の二、 和紙を使用すること

其の三、 つながる部分をなるべく少なくする

其の四、 机に置かず空中で折ること

其の五、 展開図は紙の裏面に書く

其の六、 やる気と根気

 

 

其の一、 一羽の鶴が折れること

 

普通、鶴を折る時、頭の位置を気にしないで

折っていると思いますが、「桑名の千羽鶴」の場合、

頭がどこにあるのか意識しなければなりません。

 

   

 

 必ず○印を頭にするようにして折ってください。

 

 

其の二、 和紙を使用する

 

和紙は「楮(こうぞ)」「三椏(みつまた)」

「雁皮(がんぴ)」を原料とする日本古来の紙です。

和紙は繊維が絡み合っているので少々無理な力を

加えても切れません。

 

私は出来上がったと喜んだ瞬間、ポロっとてっぺんの

鶴が切れて落ちてしまった事があります。 

あ“っ・・・😢 とならないためにも紙選びは重要です。

普段和紙を使わないので、和紙に触れてみるのもいい機会だと

思います。和紙独特の素敵な柄や色使いは新鮮に感じますよ。

 

 

其の三、 つながる部分をなるべく少なくする

 

 2ミリから3ミリ位まで。少ない方が仕上がりきれいです。

  

 

 

其の四、 机に置かず空中で折ること

 

一ヶ所でもつながっていると折りにくいですが,机に置いて

折ろうとすると切れてしまいます。

実際に折ってみるとよくわかります。すぐ慣れます。

 

 

其の六、 やる気と根気

 

これが一番大事かもしれません。

平面の紙からだんだん鶴の形になっていくのは、

パズルを解いているようで達成感があります。

 

前置きが長くなりました。

 

「桑名の千羽鶴」を実際に折って下さいね。

 

次回、かわいい親子の鶴「拾餌(えひろい)」について書きます。