映画と出口とプチプレゼント。 | 月船さららオフィシャルブログ「サララテキカタルシス」by Ameba

映画と出口とプチプレゼント。

本日、恵比寿ガーデンシネマへ「クリスマス・ストーリー」を見に行った。

キャストも素晴らしいフランス映画。

http://a-christmas-story.jp/



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いや~、面白かった。

私にはとても面白くて二時間半かしら、全然退屈しなかった。

なのに・・・

どうして私が気に入るものは「難解」という評価とか「退屈」という評価が多いのかしら。

謎のままに書かれている部分は多いけど難解ではないと思うんだよな・・・

いや、そういう評価とかうっかり検索してしまった私が悪いとは思うのよ。

私が気に入ればそれでいいんだもん。

(でもこれ海外じゃ評価高いのよ)

確かに私も初見で理解できないとこがあって、ヒント欲しくなって検索してしまったのよ・・・。

(でもその疑問は映画そのものに描かれていなかったことを知る)


フランス人の書くものは、好き。

この映画、舞台でやりた~い。

以前、フランスの作家ヤスミナ・レザの脚本(TPT「スペインの芝居」)を演じたことがあるけど、それもある家族の話なんだけど、今回の映画と共通するものを感じる。


フランスの母はどうしてあんなに「母親」である前に「女」なんだろう。「スペインの芝居」も親子とその配偶者や恋人達の話だったけど、そこに出てくる母親役フランスだったら、やっぱりドヌーヴなんだろうな・・・。


ストーリーは私目線でまとめるとこんな感じ。

ある夫婦の長男が幼稚園のときに白血病になるんだけど、その子の骨髄に適応する人が家族に誰もいなくて、その夫婦は「適応する骨髄のため」に次男をもうける、が、またしても不適合。次男は用無しとして生まれたことになり長男は他界してしまう。結局この夫婦は亡くなった長男を含め4人の子供と三人の孫に恵まれるんだけど、もう、問題だらけ。次男は精神的に不安定な大人になるし、潔癖な性格の長女は次男を家族から追放するし、もうホントすさまじい。母親と次男も犬猿の仲。潔癖の長女の子供も精神的にかなり不安定だし。(しかもそれは、次男のせいだと思っていたりもする。なんでも次男のせいにするんだな・・・)

ところがある年、母親が亡くなった長男と同じ病気になる。そして、一家は適応する骨髄を捜すため検査を受け、クリスマスに数年ぶりに大集合することになる。そして、用無しとして生まれた次男の骨髄を移植することになる・・・。みたいな話。


家族という集合体について考える。

憎みながら生きるということと憎まれながら生きるということについて考える。

「性格は完全不一致」に対して「骨髄は完全に一致」しているということについて考える。

「似たもの同士ゆえに、気を使う」ことについて考える。

結局いがみ合いながらも「ママに褒められたい男」「パパに甘えたい女」について考える。

子供を産んでも「女」で居続けたい女とそれが不安の種になる男について考える。


もう一回みたいな。。。



そしてそのあと、でぐちゃんとお食事。

美味しいイタリアン!!



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おしゃべりは止まりませ~ん!!

お店を変えてお茶して・・・

うふふ。

女同士の息抜きゴハンは明日へのエネルギー。



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映画館出てふらふら歩いてたらかわいいアクセサリーポーチがあったので、プチプレゼント。

こないだはでぐちゃんからかわいいプチプレゼント貰ったから~。


これ立体のポーチで横もかわいいの。



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だめだ・・・

色といい、かわいさが伝わらない。。。



まあ、そんなこんなで素晴らしい一日だったとさ。

ちゃんちゃん。