安いのには訳がある。さりとて高いといってもいいものとは限らない。
今、はやりのグルーポン。
私もはまって買ってます。
「グルーポン」ってなに？って方は下記を読んでください。
フラッシュマーケティングのサイト（WIKIより抜粋）
24時間以内にある一定数の共同購入者が揃えば、大幅な割引率のクーポンを取得することができる手法である。たとえば「24時間以内に30人の購入希望者が集まれば、夜景を楽しみながらのフルコースディナー7400円相当が54％割引の3500円になるクーポンを提供」といったものとなる。本人が購入したいと思っても最低販売数に到達しなければ契約不成立となってしまうため、商品を知った購入者がTwitter やソーシャルネットワーキングサービス を使って口コミ を起こし、他の共同購入者を短時間のうちに集めるという行為が行われる。
これでね、先日「フカひれの姿煮のコース、６２００円が２５００円！！」ってのを購入して行ってみたの。
考えてみれば、私は甘かった。
フカひれの姿煮が入ったコースだったらリッツの中華なら確か２００００円するものね。
それがもともと６２００円ってのがそもそも安いのか・・・。
でも、自分でこの値段で食べれたらお得よね～と、女子達はついついキラキラしてしまうもの。
イベントにいくようなノリで「期待はしないでいこうね～」などと言いつつもウキウキな女子心。
しかも写真ではこうだった。
なんかつややかで美味しそうではないか！！
しかし・・・
実際はこうだった。
エビチリにいたってはこういうはずが・・・
こうだった・・・。
指を写しているのはいかに小さかったか、知っていただくため。
私、こんな小さいフカひれあるのも知らなかったし・・・
こんな貧相なエビチリ（食べかけでなく、この盛り付け方でやってきた）初めて見た。
小龍包はなんかジューシーさがなく、蒸し餃子のようだったし、五目チャーハンの具はグリンピースとニンジンがいかにもいかにも冷凍食品。
杏仁豆腐もなんか・・・無理でした。
これ、本当に通常６２００円で出てきたら、私、机ひっくり返していたかも！！！
ネットでは口コミが１件だけ入っていて、なんか好印象なコメントだったのにやられた～
ネットの評価ってあてにしがちだけど、意外と当てにならないことも多い。
そもそも、場所的に怪しかったんだ。
あたいは、ちょこっとお洒落して出かけたのに、違う階にはキャバクラがあったから、エレベーターのなかは綺麗な格好した女子二人といかにもヤバイ感じのおじさんという組み合わせ。
おじさんは、三階で降りるやいなや「ご指名は？」とか聞かれてた。
六階に向かう途中「立地悪すぎ～」と嘆く私たち。
店内、なんか暗い。。。
お客はグルーポンで購入したチケットをプリントアウトしたものを店員に渡している人だけでした。
一般では来てない雰囲気。
そりゃ～８００人購入してたからね～。
でも、絶対、これを機にここにまた来ようなんて人いませんよ。
ま、私が悪いんです。
はい、安さにキラキラした私が・・・。
でも、このグルーポン、ちゃんとしたお店もクーポンだしてるんですよ！
「おお、この店が！」とかあるもん。
ネイルサロンのクーポンもあるし。
だからグルーポンは否定しません。
で、「良いものはやっぱり高いのよ」とか「高いってことはそれなりのもんだしてくれるのよ」って、「ある値段」＝「安心」かといったらそうでもない。
先日、ある舞台見に行きました。
私的には観劇史上ベスト３に入るお値段。
ところが・・・・
学芸会だった。
主演が凄い人だから高いんでしょうね。
というか、高くしても皆買うもんだから。
でも・・・
私的には観劇史上ワースト３に入る出来ばえでした。
（おもしろくないと言う意味のワーストではなくクオリティのワーストね）
私は思う・・・
値段って、なんだ。
コーヒー呑むとき、
お友達とゆっくりしたいときは良いお店入っても、
一人で足休めるだけなら安いとこはいります。
欲しい服見つけてもかなり吟味します、こう見えて。
節約してます。
なのに・・・・
お金は正当な価値でなく、するっと消えてしまうものですね・・・