ドグラ・マグラ。(名前がまたいい)
なんと、運命ってあるものね。
本日、全く予期せぬ時間つぶしのためにカフェに入った私。
むしろ、電車に乗り遅れてしまったためにひとつ、用件が潰れてしまって、次の約束の時間のために時間つぶし・・・みたいな。本人としては全く切ないアンラッキーのために生まれた時間。それをつぶすためにカフェ内のワンコーナーに売ってる本をその場で買わなくても読めるといったカフェに入った私。
そこでね、1冊の本に出会った。
夢野久作「ドグラ・マグラ」
実はこの本、なんか凄く名作ってよりは迷作であり、
傑作というより怪作らしい。
そして、先日、ある方からススメられた本である。
ススメられた本、出来るだけ読もうと思ってはいます。
でも、実際、家には買った本で読めていないものも順番待ちしていたり、参考資料として、順番抜かしで読むべき本もあったりで、ススメられたもののまだ読めていないもの、買っていないものもてんこ盛りな状態。
それが時間つぶしのカフェで、買わずして読めるんだから、そりゃ、私の部屋で順番を待ちわびている本達をひとっとびして読むことになったわけ。
これ、運命よ。
カフェには数少ない本しか並べられてなかったのにコレがあり、コレを手にしただなんて。
しかも、これが、なんとも奇妙で面白い!
注文したマフィンも忘れるほど面白い!
次の約束とかも忘れそうなほどに面白い!
や、やばい!
上下巻になってるこの本、もちろん読み終えることは出来なかったので買って帰った。
どうやら、この本、挫折する箇所がちりばめられていて読破するのはなかなか困難らしいが、挫折するまで読もうと思います。
なんだか、運命だし。
しかも、最初の数ページで挫折する人もいるらしいけど、私は感動して読み進んだし。
ちょっとがんばります。
どなたか読んだ方、いらっしゃいます?
コレ、運命だわ・・・。