雨だからって私は晴天だ！

なんで、こんなに突然ブログへのアクセスが増えたの？？と、思いきや、某週刊誌に映画「世界で一番美しい夜」のことが掲載されたようです。影響力ってすごいのですね・・・。

まあ、そちらには「濡れ場が凄い！」ということが大きく取り上げられたようですが、それは映画の一部分であり、これから映画キャンペーンが始まっていけば、全く違う印象の映画であることが伝わっていくと思いますので、楽しみにしていてください。

ともかく、映画自身は本当に素晴らしい作品です。私が初めてこの脚本を読んだとき、「絶対挑戦したい」と強く思うエネルギーと美しさのある作品でした。セックスに対しても現代の様々な問題にも臆することなく風刺し、最後には自由に生きる勇気、自分を開放して道を選ぶことの大切さを感じ、本当に感動しました。コメディ仕立てなので笑いがたくさんあるのに、最後には前向きな涙さえ出て来るのです。（やっぱり、そういう作品だからこそ文化庁も支援したのだとおもいますし）

ヨーロッパの映画を昔から好んでみていたので、惚れ込んだ作品で、表現のために必要なヌードであれば、私は当然演じるべきだと思っています。今回、潔く脱ぐということは、ヒロインの女性の内面の変化を表すのに絶対大切な部分でした。

「元宝塚が・・・」と書かれてしまうことは、宝塚には申し訳ないですが、そればかりは私には止めることも出来ませんし、経歴として否定したくないので、やはりついてまわってしまいます。ただ、記事などを読んで、こちらのブログも読んでくださっている方には、宝塚は過去のことであって、今は、一女優として仕事を選んでいるということを理解していただきたいです。

とにかく、私は、私の感性で「かっこいい」と感じたことに正直に堂々と取り組んでいくことを積み上げていくだけです。この映画も堂々と皆様におすすめします！

同時に明日からのパルコ劇場での芝居、「MIDSUMMER　CAROL　ガマ王子VSザリガニ魔人」も本当に素晴らしい作品です。映画とは打って変わって、子供から大人まで楽しめるのに深い感動がある、素晴らしい作品です。私も映画の印象とは随分違います。週刊誌を見て「この女だれだ？」と思ってアクセスしてくださった方々、これも見なきゃ損ですよ～。

私、看護婦で気の強い奥さんの雅美という役をやっています。また、写真アップしますね。うふふ。

ああ、なんだか清々しいです！素晴らしい作品達を通じて、早く皆さんにお会いしたいです！