春の田おこしとダルマガエルの生息調査 | 伊尾・小谷たえクラブ(広島県世羅郡)

春の田おこしとダルマガエルの生息調査

毎年恒例になりました

絶滅危惧種ダルマガエルの生息する田んぼの田おこしと生息調査を世羅東小学校の4年生18名と安佐動物公園、地元のたえクラブの総勢25名による調査を好天の下、5月23日(火)に実施しました。

 

 

土をおこした後の田んぼは水分をたくさん含みぬかるんでいますので長靴が埋まってしまいます。

裸足での作業になりましたが、足も長靴もきれいな沢の水で洗い流したので大丈夫!

 

 

ダルマガエル田に隣接した「ビオトープ」の調査も実施。

調査する生徒さんの手前に写っている草の固まりは「カヤネズミ」の巣です。

 

 

調査では田んぼのカエルをいったん捕獲し体長などを計測したあと元の田んぼにかえします。

安佐動物公園の専門家による計測によると体長が63.4ミリメートル、体重は24.6グラムの雌で比較的大きなダルマガエルが捕獲されました。

 

 

今年はダルマガエルはもとより、多くの種類のカエルの生息状況が確認できました。

生き物にやさしい米づくりをひきつづき行っていこうとあらためて感じた一日となりました。

なお、今年の田植えは5月28日(日)の予定です。