ある日のこと
私が久しぶりの休日を満喫していると携帯が鳴る
普段なら無視するところだが
カワイイ後輩からのものだったのででることにした。
「もしもし」
そう言った瞬間、
「あっ先輩、私死んじゃうかもしれません。」
「えっ何いって・・・」
「どうしましょう」
どうやら焦っているようで私の言葉も聞かず後輩は話し続ける
「あの動画観るんじゃなかった・・」
そこからさらに暴走
私は適当な相槌を打ちながら
頭の中で話の整理しつつ
それがおさまるのを待つ
待つこと30分・・・

やっと冷静になった後輩
話の要点をまとめると
「見たら死ぬ動画」を観て
自分も死ぬんじないかと不安になり私に電話したらしい。

あっあれか。私も観たと思う。
動画の内容を聞くに同一のものだろう。
その事を後輩に話すと
「死の呪いを解く方法は?」と聞かれた。
確かにあの動画を観ても生きているんだからそうなるか
でも私にはさっぱりわからない。
「負のプラセボ」とかありそうだけど
話を長々と聞かされヘトヘトでそれもめんどい。

とりあえず何か思い出したらまた電話すると伝え切る。

まぁ思うところはあるのだが今は言えない
確証やら、伝え方等、少し準備が必要になりそうだ