我が家の大切な家族コーギー犬のアーサーが、

 先月14歳になりました。

 12歳までは、病気らしい病気をしたことも無く、

 いつも元気で明るい子でした。

 それが昨年13歳を過ぎてからいろいろな症状が出てきました。

 老化に伴う病気や癖などもみられるようになりました。

 それについては、追々書いていきたいと思っていますが、

 今日は、誤嚥性肺炎について書こうと思います。

 歳を取るとホルモンが減少したり、筋肉の衰えから、

 ご飯を食べる時に飲み込み誤ったり、むせたりすることがあります。

 時には自分の唾にむせたことからも、肺炎を発症することもあるのです。

 誤嚥性肺炎は、老人ホームでお仕事をしているので老人の症状として知ってはいました。

 それが、老犬にも同じように起きるということを最近経験しました。


 2週間程前、アーサーが珍しく何度も唾にむせて咳き込んだりしていました。

 寝ている最中や起き抜けに唾が逆流したりしていました。

 3日目には、息が荒くなって元気が無くなったので、

 直ぐに動物病院に連れて行きました。

 血液検査とレントゲン検査で肺の炎症と食道の拡大がみられ、

 抗生物質と甲状腺ホルモンを処方されました。

 誤嚥性肺炎は甲状腺ホルモンの減少から始まるという説明でした。


 




 日常の注意としては、食べ物を飲み込み易くすること、

 ハンドブレンダ―などで細かくしたり、とろみのある食材を混ぜる等…

 その他には、写真のように高めの台に載せてご飯を食べさせるとか、

 食べた後は、時に縦抱きをしてゲップを出させるなどが効果的です。


 アーサーのご飯台は、植物用の受け皿付きのスタンドなんですが、

 この位の高さで食べていると、食べながら自然に空気が抜けるようで、

 安心して食べさせることが出来るようになりました。

 日頃から首の廻りをさするとか優しく刺激を与えることで、

 飲み込む力の衰えをくい止めることが出来るそうです。


 老犬との暮らしはいろいろ心配や苦労もありますが、

 長く共に暮らした者同士にしか分からない信頼と安らぎがあり、

 これからも大切にしていきたいと思っています。(*^_^*)




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