沙羅が育った家では、

 物心ついた頃からずっと欧米食でした。

 ご飯とお味噌汁は、めったに食べたことが無かったんです。

 お味噌汁を飲むようになったのは高校生位になってからです。

 両親共純粋な日本人なのにね、不思議です。

 高校生になってから同級生のなかよしとダイエット競争をしようということになり、

 お弁当もサラダやお野菜ばかり…

 その時に母が作ってくれたのがおからの煮物でした。

 
 ※写真は、沙羅お気に入りのみの冶のうの花です。

 
 鶏肉、しいたけ、長ねぎ、人参、油揚等と、

 うの花を炒めてお出汁を加えて炒り煮するだけで、

 何とも複雑な旨味が生まれます。

 それまで動物食が多かった沙羅の内臓の隅々まで、染み渡った感じでした。

 その後すっかりハマってしまって、

 何度も何度もリクエストしたことを覚えています。


 何でも先取りが大好きな我が家は、

 世の中が欧米化する頃には、

 和食の良さに目覚めて和の食事中心になっていました。

 しっかりとした綺麗なうの花があると、

 おからを煮て食べたくなってしまいます。

 おからは傷み易いので、半分は冷凍保存します。



 見た目は地味ですが、

 本当に滋味~と思います。(*^_^*)


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