最近のブログで度々ご紹介している高砂百合ですが、

 老人ホームの中庭で観察していて気付いたことがあります。


 今から3~4年前に初めて咲いた白いユリは、茎も太くて、

 花びらの外側にうっすらピンク色の筋が付いていたのを覚えています。

 ネットで調べてみると、花の外側に筋が入っていて、

 茎が太く草丈が高く、花も大きいのが高砂百合の特徴だそうです。
 
 高砂百合は、種から発芽して殖えます。


 ホームの中庭で咲いている茎の太い草丈が1.5メートル位の百合は、

 高砂百合だと分かります。




 同じように見えて鉄砲百合は、草丈も低く茎も細く、

 花びらは、内側も外側も真っ白です。

 そして、球根で殖えるので、

 次々に発芽して殖えることが無いそうです。


 高砂百合と鉄砲百合はとても交配し易く、

 高砂百合のように種で殖える真っ白な華奢な百合が生まれ、

 新鉄砲百合と言われるようになったとか…


 よく見ると…

 中庭の南側に咲いている白百合は、草丈が低く茎も細く、

 種でよく殖えている真っ白な百合なので、

 新鉄砲百合ということになります。





 場所により育ち方が違うのだとばかり思っていたのですが、

 品種が若干異なっていたのだと分かり、

 大いに納得しました。

 植物は逞しく生態を変化させながら生き残って行くのですね~(*^_^*)


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