このところ、色々な社会変化があって、

 沙羅が小学生の頃、社会科の授業で習ったことを思い出しました。




 『日本には豊かな森があって、流れが急な川が沢山あります。

 日本の電力量の内訳は、その川の水を利用した水力発電が一位です。

 二位の火力発電は、石炭を燃焼させて発電するので空気を汚すことと、

 資源が無くなって行くので良くありません。

 今は少ないですが、これからは原子力発電がどんどん増えるようになるでしょう。

 この方法が一番安くて、クリーンなのです。』


 そうなんだ、凄~い!って単純に感心しながら聞いていました。

 1957年に、日本で初めてという東海原子力発電所が造られた少し後のお話です。


 ある時は、ごみの焼却場の焼却炉のしくみや埋め立てについて、

 大気を汚さないフィルターや不純物を土壌に浸透させないビニールシートのこと。

 戦争に参加したことを反省し、二度と過ちを犯さないと誓った誇れる憲法が、日本にはあるというお話や、

 当時の沙羅が、妙に不安な気持ちで受け止めた『安保改正反対運動』のこと。

 子供達が、深い意味も分からずに、『安保反対!』と、デモごっこをしてたっけ…


 これがベスト、これなら大丈夫と教えられていたことが、

 後に全然大丈夫じゃないことがどんどん解明されたり、開示されたり…

 50年以上経過した今頃には、本当に立ち往生している私達…



 世の中の流れに安直に身を任せるのは本当に危険です。

 自分や家族を守る為に、お気楽な情報を鵜呑みにせず、

 勉強を怠らない生き方が大切と思います。


ペタしてね


にほんブログ村