24日(土)に『テミスの剣』の舞台を観て来ました。

 終戦後の日本で、政府が施行した「食糧管理法」を守って餓死した東京地方裁判所の山下良忠判事とその家族を取り上げたものでした。

 題材としては、古いものなのですが、お芝居として創られたきっかけは、4年前の東日本大震災で避難誘導をして亡くなった女性の存在を知ったことだったそうです。





【 「正義感」の結果は「家族愛」と両立しない。私の思いは、「正義を行うは悲し」に至った】と、

構成・演出の伊藤敬さんは、書かれています。

 重いテーマだけれど、考えなければならないテーマの1つと思います。


 今回は、仲良くして戴いている光本基江さんが出演されていてご招待戴きました。

 光本さんとは、昨年開催した『平島毅個展』を開く時、オープニングイベントのひらめきになった工藤直子の「ねこ はしる」の朗読会以来のお付き合いです。

 光本さんの温かく存在感あるお声や演技にとても魅かれます。

 山口判事の母という難しい役をされてご苦労もあったかと思いますが、これからもいろいろな役に挑戦して下さるのを楽しみにしています。 (*^_^*)

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