『シクラメンのかほり』から「香りシクラメン」

　昨日、IVYフラワーズに行った時に、H邸用に「香りシクラメン」プリティープリンセス フレグランスを買いました。

　プリティープリンセス フレグランスのお花は、薔薇のお花に似た甘く華やかな香りがします。

　ブリーディングしているのは、千葉にある大栄花園さんで、シクラメン業界では、数々の賞を受賞されている生産者さんとして有名です。


　沙羅が買ったシクラメンは、ギフト用等でよく見られる葉っぱモリモリ、同じ高さにお花がびっしりなタイプではなく、球根売りされたものです。

　お花の高さもマチマチで、好きな方を向いている…これが沙羅好みです。

　最近、芳香シクラメンとか香りシクラメン等と、香りがすることを売りにしているシクラメンが増えて来ました。　


　冬の曲として定番の…小椋佳さん 作詞・作曲の『シクラメンのかほり』は、1975年に布施明さんが歌って大ヒットとなりました。

　ヒット曲効果も手伝って、「冬にはシクラメンが似合う」という気分になりますよね～


　ところが、『シクラメンのかほり』が流行すると、「シクラメンは香りが無い」という指摘があちらこちらからあったようです。

　実は、原種のシクラメンには香りがあったのですが、花が沢山上がるように品種改良しているうちに、香りが無くなったそうなのです。

『シクラメンのかほり』の歌詞に合わせて、…今度は、香りを残すように品種改良する動きが生まれ、完成したのが、「香りシクラメン」ということでした。

　素敵なお話ですね。(*^_^*)