べんがる中央店から歩いて細い路地毎にお家を見て歩いてみました。

 上田は、城下町なので、敵が侵入した時に分かり難いように、わざと細い通路を曲がりくねって作ってあるのだと聞いたことがあります。

 そんな細い道路を地元の人達は、車で大胆に通り抜けをしています。



 こちらの建物は、『上田のすてきマップ』にも載っている旧相沢商店です。

 寄棟の銅板瓦棒葺の屋根や銅板鬼瓦が珍しい作りです。

 腰壁のタイルや軒先の装飾が洋風を意識して作られているそうです。

 今は、ねこグッズショップになっていて驚きました。




 こちらは、長屋にある常夜灯ですが…

 こちらも銅製です。




 長屋の横には、おたやさんと呼ばれる神社があり…

 かつてその中に、神職合議所があったと記されています。

 瓦は、当時の建物の一部としてこの地に残されています。





 又、別の細い露地を入って行くと…川沿いに趣あるお家が沢山並んでいます。

 上田の街は、新旧が入り混じって存在していて、古い物があたりまえのように生活の中で生きていることに感動します。





 もっと、もっと古くて壊れそうに見えるお家を買ったり借りたりしてお店を開く若い人達も沢山います。

 上田には…日本の古い時代の建物や暮らしを、大切にする人が集まって来ている…という気がしています。