沙羅の庭の最後は、南側通路です。


 南の門から入って撮るとこんな感じ…






 沙羅製作は、右側のトクサの植栽です。
 以前は、園路の所まで長~い山野草の花壇にしていましたが、温暖化により南側では、夏の気温が高すぎて育ち難くなったのでリニューアルしました。

 塀用の薄くて蒼めの天然石を縦に埋めてトクサと砂利部分を仕切るデザインにしました。
 18メートルの距離を曲がらないように、端から端まで釘にタコ糸を結んで引っ張り、それに沿って施工しました。そして土止めに玉竜(リュウノヒゲ)を植えました。
 天然石と園路の間には、伊勢の菰野石の小石を敷き詰めてみました。南側は、前庭なので、砂利は、菰野石で統一してあります。






 沙羅の庭には、3本の槇の木があります。種類も樹齢もそれぞれ違っていますが、この槇の木が一番のお気に入りです。樹齢百年以上経っている木だそうです。お客様をお出迎えする意味の木だと、庭師さんが教えて下さいました。





 右側は、モミジ、ツゲ、ハラン、クロモジ、ヤブコウジ…等が入っています。
 左の瓶は、初夏は、ヒツジグサ(日本古来の野生の姫スイレンのような種で、羊の刻に咲くことからこの名が付きました。)、夏は、濃い紫の熱帯スイレンが咲きます。
 野鳥が水浴びに来たりもします。
 




 
 夏に茂るシダ…





 沙羅のお庭には、まだまだ…可愛い植物、面白い植物がありますので、少しずつご紹介していきたいと思います。  (≡^∇^≡)