忙しさに紛れて、春の手入れが遅れていた沙羅の庭の西側通路をようやく今日片付けました。

 
 栗の木の下に、ウラシマソウが…不思議な姿だけれど山っぽい感じ…
 この種の植物は、苔盆作家のよしべえのお気に入り。
 コンニャクイモもこの種類に入ります。




 方向でいくと北西側になるので、庭の中でも気温が低めです。今頃春蘭が咲いていました。
 山辺の人は、出たての蕾を湯がいて食し、春の味覚として愛でるそうですよ。




 こちらは、ショウジョウバカマ(猩々袴)、字の通りお花が猩々みたいで、下の葉っぱは袴と見立てたようです。花色は、白、ピンク、オレンジ等あります。山野草です。




 植え込みに落ちたままだった、栗のイガです。この栗は、利平栗です。取り除いておかないと、栗の下に植えてあるミョウガを収穫する時に痛い思いをします。





 可憐なお花が下がって並んでいる姿が微笑ましい、ケマンソウです。
 お花の色と葉っぱの黄緑がとても春らしいです。




 こちらは、キバナノイカリソウです。お花の形が船の錨の形に似ていることから名付けられました。このイカリソウは、葉っぱが常緑の種類です。落葉する種類もあります。
 





 こちらは、ホタルブクロです。昔は、釣鐘型の花の中にホタルを入れて運んだから付いた名前です。開花は、5月末~6月で、ちょうど、蛍の時期にピッタリ!
 今は、まだ、花軸が立ったところです。
 沙羅の大好きなお花です。




 沙羅のお庭の西側通路は、山野草ゾーンです。まだまだ、沢山の種類の山野草が入っていますが、写しているとお掃除がはかどらないので、今日は、これまで。