工場内の見学をひととおり終えると、お食事タイムになりました。割烹 神谷のお料理は薄味でとても優しいお味でご一緒したお客様とお話が弾みました。デザートには、米粉の桜ロールケーキが付きました。




 お食事の後は、なかなか普段は見られない貴重な革の紹介と説明が社員さんからありました。
 牛一頭分の革、バッファロー一頭分の革を拡げたり、二つ折りにしたりして大きさの確認をしたりしました。



 ダイアモンドパイソンの柄のままなめした革は、凄みがあって不人気だそうです。柄を取る処理をして大人しい仕上げにした革を反物みたいに長く拡げて、皆で触ったり眺めたりしました。 腹の革は、美しくてうろこも大きいです。うろこの向きは、頭から尻尾の方に向いています。
 一見ピラピラして取れそうに思えるウロコは、とても丈夫で取れることはないそうです。



 オーストリッチの一枚革を纏って歩き回っていた男性社員さん。すっかりダチョウになりきってお客様の前を一周していました。 ダチョウの背中の羽毛を取った後がブツブツになっているのが特徴です。



 
  巨大なクロコダイル一頭革です。良く動かす部分は、柔らかく、背の部分は、硬い。腹の部分や足の革は、柔らかくて加工がし易いそうです。



 こちらは、ペッカリーの皮です。硬くて長い毛が生えています。ペッカリーとは、イボイノシシに似た草食性の哺乳類のことです。なめして革にするととても柔らかくてフワフワの手触りです。一頭分が小さいので、ポーチに仕立てても、高価になってしまします。
 その他には、鮭の皮や牛の胃袋をなめした物もありました。
 勉強時間の後は、コーヒータイムでした。




 

 創業者の吉田 茂会長のご挨拶や写真撮影等、がありました。IBIZAのお客様は、吉田会長のファンが多いので、握手をしたり、著書にサインをして戴いたりで大いに盛り上がりました。



 会長職になられた今でも、こだわりの作品を作り続けていらっしゃってとても頼もしく感じました。お客様への気遣いが社風を支えています。
 




 イビサマガジンの編集部カメラさんが親子ショットを撮って下さいました。まゆは、吉田会長のご本にサインをして戴いてゴキゲンでした。