今日、樹風花さんにホームのお花の件で伺った時、切り花の冷蔵ケースに珍しい品種の素敵な薔薇の花が入れられていました。とても素敵な色と下垂した形、そして芳香があり、とても心惹かれました。さっそく夜に配達をして下さるようお願いしました。
 ちょうど、樹風花さんのご主人が書道展の会場のお花の打ち合わせの為に沙羅の家に来て下さることになっていたのです。

 こちらが、客注で仕入れたというオールド イングリッシュ ローズです。昨日の花市場に20本しか入らなかったという超希少価値のある薔薇です。お客様のブーケに4本使い、残り16本が沙羅の家に来ました。何とも言えない品の良い姿です。
 バカラの花瓶が良く似合います。


 今回の書道展は、基本案が沙羅の案ではなく、指定された場所に沙羅が提案する花瓶を自前で持ち込むだけになりました。台の上に白布を掛けて…という超スタンダードな設定に沙羅は、凄く戸惑いました。

 で、苦肉の策がこの花瓶です。沙羅のとっておきのエミール・ガレみたいな花瓶です。
 ガラスの表面に別の種類のガラスをはり付ける「マルケトリ」という製法で作られています。地のすりガラスの色は、画像で見るよりも、もっと夕闇のような濃いブルーのグラデーションで、うっとりするような美しさです!



 側面から撮るとこんな感じです。



 花瓶を回転させて柄を見てみると…



 樹風花さんが、枝物を予約注文して下さることになっていて、どんな仕上がりになるかとても楽しみになって来ました。