先日のブログに書いた、下尾 治彦さんの作品について、もう少し詳しくご紹介しますね。

 下尾さんの作品の鋳造方法は、蠟型鋳造法といって蜜蠟と松脂を練って原型を作っています。その為、細部まで製作者の創意通りに表現できるのだそうです。この製法によると、型1個に製品1個しか作れないとのことです。作品の分類は、高岡銅器となっています。

 書道用の文鎮かペーパーウェイトとして売られていますが、装飾品として置いても充分に鑑賞に堪える作品だと思います。もっと別の作品もご覧になりたい場合は、高岡銅器・漆器の雅覧堂のホームページをご覧下さいね。


  下尾 治彦 作 「元気な僕ら ~うまとび~」です。子供達の部分が蝋型鋳造法、台の部分は、大量生産が出来る生型鋳造法を使っています。子供の姿が驚く程精巧に作られています。

 下尾さんは、1939年生まれで今年73歳になられます。昔の子供の遊びを懐かしむことが出来るので、作家さんと同世代の方への贈り物としても喜ばれるかもしれませんね。

文鎮・ペーパーウエイト 高岡銅器 元気な僕ら ~馬とび~ 下尾治彦 作