四季折々の季節の草花や風物詩が箱にぎっしり詰まった杉の木箱入りのお干菓子は、京都の亀末廣から唯一暖簾分けを許されて営業している名古屋の亀末廣で買い求めます。沙羅が物心ついた頃からずっとファンで楽しみ続けているお味です。他の和菓子屋さんのお干菓子を色々食べ比べても、亀末廣のお干菓子を越える物を知りません。
「寒具」(かんぐ)と書かれています。亀末廣の説明では…「古来中国では、冬至より百五日目を節と言いこの日は火の使用を禁じました。その為、前日より種々の干した果実や菓子などを準備しましたが、温かい物はなく寒食と称しました。寒具は寒食の備えの意で干菓子の総称として用いています。」と、書かれています。
美しい色、形と甘い上質なお砂糖の良い香りと木箱の杉の香りにワクワクします。食べた後の箱は、文房具やカードの整理用にして、残り香を楽しんだりもします。バラ売りもありますので、好きな物を好きな個数だけ買うことができるのも嬉しい!
夫が予約する時は、「3人家族なので3の倍数で入れて下さい。」とお願いするのですって。
「3の倍数」のところで思わず別の事を思い浮かべて笑ってしまいました。
飴菓子は、殆ど食べないのですが、綺麗なので「入れないでください。」とは、言えない感じです。
和菓子 亀末廣
名古屋市中区錦3-14-5
phone 052-951-8400
定 休 日/日、祝休
営業時間/9:00~17:00

