いづつ屋さんが切って下さる超特級品の孟宗竹を去年も今年もお正月飾りに使いました。同じ竹を同じような高さに切っても、竹の部位や花を活ける高さによってバリエーションが楽しめます。
こちらは、去年の年末に活け込んだ松、梅の古木、千両、白椿です。お正月らしい組み合わせですが、長持ちしないのでお勧め出来ません。千両の実は、ヒヨドリが来てあっという間に食べられてしまいますし、椿は、首から花が落ちるので気にされる方には、不評かもしれません。これに水仙か、蝋梅を入れていたと思いますが…
こちらは、28日にホームに活けた南天、寿松、古木の梅で、上に入っているのは、柳と沙羅の家から切っていった椿の葉枝です。竹は、去年より10センチ長く切ってありますし、花を入れる窓の高さを10センチ位上にしてあります。
沙羅の家では、根の部分から使ってみました。竹の高さはホームと同じです。前の年の物より花を入れる窓の高さを10センチ程上げているので、花を生けると瓶の上に出ます。目線の高さも変わるので趣が変わって良いかもと思います。ボケと緑色のアナスターチア(菊)です。
去年は、節の曲がったこんな竹の花入れも作って下さっていて、柳と千両と白椿で楽しみました。
今年のお正月の下駄箱の上は、こんな感じでした。右端の偏壷の花器は沙羅のお気に入りです。グラデーションが美しくて、水の量もたっぷり2リットルは入ります。左端は、角樽型の竹の小さな花入れです。




