ホーム用に注文した竹の受け取りにいづつ屋さんに行くと、「あれ?」竹に花を挿す為の窓の位置が高い!


 注文した時は、下から40センチ位だったはずが、60センチ位になっていました。お花を活けると、後ろに竹の背景が全く無いのです。「どうしよう?」


 でも、予定していた構図とは、やっぱり景色が違います。ここで大幅に譲歩することは出来ません。


 という事で、急遽店に設置されていた青竹に変えて戴きました。変えるといっても、ホーム用は、倒れないように台座が付けてありましたから、それも付け直さなければなりません。水入れ部分の節が浅くて水の量が足りないのでもう一節抜いて戴く作業を併せてお願いして待ちました。


 竹の出来上がりを持って、樹風花さんに行き、花材の種類や分量を相談しながら決めました。


 小さな角樽型の花入れは、10個。お食事用のテーブルの上に飾ります。蝶々結びにした紅白の水引は、長さ90センチの水引を5束重ねてねじり、こちらは、寄せ植えの鉢の正面に使う為に作りました。90センチの水引は特別注文品ですが、こちらは、樹風花さんがおまけに下さいました。


沙羅の今がいちばんいい時よ


 こちらは、縁起物のつくばねです。つくばねは、寄生植物で、山の中で育ち実が熟すと羽子板の追羽根のようにくるくる風に舞って種を飛ばします。とても希少な植物なのです。今では、その存在を知る人もめっきり少なくなりました。これを、枝に接着剤でくっつけて羽を上向きに固定して、花材の1種として使います。


沙羅の今がいちばんいい時よ


 ホームの玄関の青竹の花入れは、とても評判が良かったのですが、後少し、手を加える必要があるので記録写真は明日撮ることにしました。楽しみだけど、結局明日も1~2時間出勤になりそうです。