いづつ屋さんのご主人は、馬籠の出身で、先祖伝来の山をお持ちです。その山の北斜面から種類の違う竹を用途に応じて切り出して、ご自分で細工をされています。
奥様は、その年に山で採れた木の実や松ぼっくり、かやの実等を乾燥させて年末に宝の籠を作られます。
どちらも、日本の自然を愛でる趣ある工芸品です。
今日は年末年始用の竹製品と来春の書道展に使う竹についての打ち合わせに行きました。
いづつ屋さんは、古物商の免許も持っていらして古い箕や臼等も飾ってあります。ここは、ご主人が創意工夫された工芸品の掘り出し物が沢山あってワクワクします。
こちらは、奥様が作られるハスの実の種の部分に縮緬の古布を詰めた物です。
一枚板で作られた看板…ちょうど雨が降って店内に取り入れたところでした。


