先生にパーソナルトレーニングを受けていたとき…。

韓国の整形外科やリハビリ医学科や痛症医学科(ほぼ韓国語直訳)の看板などでよく見かけるようになった도수치료(ドス治療)という文字。

保険に関するニュースでも出てきて気になったので、辞書で調べてみたけれど、出てこない。

そこで、先生ならきっと知ってると思い質問したことがあります。

そうしたらやっぱり丁寧に教えてくれました。

도수とは、直接手で行う施術のことで、広い意味ではマッサージ、整体、カイロプラクティックなども含まれるとのこと。
「パーソナルトレーニングのときに自分たちがしてるマッサージもその1つです」と。
(医療機関としての資格がないところでの施術も含むそうです)

医療機関に도수治療と表記されているのは、医療機関で治療を目的とした手で行う施術のこと。

最近、医療機関で看板に表記されるようになった理由は、実費保険(韓国の保険で治療費が受け取れる保険のこと)適用になったからだそうです。

「ただ…」と先生。
「医療機関で行われる도수治療の目的は痛み(症状)の緩和です。運動治療もあわせて行っているところもあるけれど、運動治療がない場合、도수治療で治らなければ薬物や手術などの治療になる」と。

「自分たちトレーナーがする도수は病院での治療とは違うけれど、運動するために必要なことだし、一時的な対処療法じゃなくて、(体をほぐして)運動できるようにするものです。運動することによって根本問題の解決につなげるものだから」と、真っ直ぐ。

先生が担当で本当によかったと思った瞬間でした。

「マッサージは一時的なもの。運動して悪循環を切らないと」といつも言われてます。


うちに帰って来てから도수って漢字語?と思って、あらためて調べてみたら、徒手でした。

徒手を日本のサイトで調べたら、出てきました。

勉強になりました。