今日は天津の人によく朝ごはんに食べる「煎饼果子」をご紹介致します。中国語で“煎饼果子”なんですけど、日本語に訳すと、「中華風あげパンのクレープ巻き」です。ソースを付けて食べます。
まず、材料を紹介します。主要なものは粉で、三種類の粉を使います。全体に対して小麦粉4割、グリーンのビーンの粉5割、後は蕎麦の粉1割です。その他の材料は卵一個か、二個、葱、ゴマ、中華風揚げパン、中華風ソースなどです。ソースにはいろいろなものがありますが、お好みのソースでお召し上がりください。
作る前に準備しておくものがあります。ひとつはボールの中に三種類の粉と一定量の水を入れて、溶けたクリームみたいに混ぜておいてください。もうひとつは葱をみじん切りにしておいてください。
それではクレープ作りを始めます。まず、の中に少々油を入れて、中火で、油をちょっとだけ温めて、煙が出た程度で、先ほど混ぜておいた粉をスプーン2,3匙フライパンの中に落とし、万遍満面なくを薄くのばしてください。できるだけ丸形にしてください。
入れたら、薄いので、すぐあげられるので、その上に、卵を溶いて、伸ばす道具で、卵も満遍なくのばしてください。後は細かくきた葱とゴマを上に撒きます。すぐ、葱の香りが出てます。5秒ほど待ちます。次は一回引っ繰り返して、先に準備しておいたあげパンをクレープの上に載せて,巻いてください。それからお好みのソースをかけてください。中華風辛味噌もいいし、あま味噌もいいですが、さらに、豆板醤があれば、もっとおいしくなります。後は、折り畳んでください。外に出して、熱いうちに、口を大きく開けて、がぶりと一口食べてみてください。お味はいかかでしょうか。
やはり、それだけしか食べないと、ちょっとなんとなく足りない感じがあります。さらに、中華風豆乳を用意すれば、別格のあじが味わえます。豆乳は一回温めて、少々砂糖を入れます。それをあわせれば、バッチリ中華風朝ごはんになります。皆さん想像してください。私は写真をもって来ています。ほら、ご覧ください、どうですか。おいしそうでしょう!その味は言葉でも表現できないと思っています。チャンスがあれば、ぜひ食べてみてください!