7月20日は守り人の活動日でした。

 

記録的な猛暑が続くなか、涼しい家から一歩も出たくない、と思う方がほとんどでは?という予想はみごとに外れ、参加者は21名(個人16、企業5名)。

みなさん、フィールドワークが大好きなのです!(よね?)

 

地元の方3名も、愛用の草刈り機持参で駆け付けてくださいました。ありがとうございます!また、ハッチョウトンボ観察会に参加した、関西学院大学の学生さん1名も再び参加してくれました。

 

 

本日は、見学会等に向けて、観察路などの整備を行います。もちろん、湿原の生きものや草原のキキョウの開花なども観察しましょう。

 

天気予報では、連日、危険な暑さに警戒を呼びかけています。こまめに休みをとって、水分補給など体調管理をお願いします。

 

 

観察路沿いや草原のササ刈りは、草刈り機も使用しますが、希少な植物が生えている場所は手刈りします。

 

 

ササ類一斉刈り取りエリア(草刈り機使用)。地元の方がここはお任せ!とかって出てくださって、あっという間に刈り取られていきます。

 

 

こちらは、選択的手刈りエリア。希少な植物を誤って刈らないように、注意しながら刈り取ります。人数が多いので、こちらもみるみるきれいになっていきます。

 

 

傾斜があるので転げないように。各々で作業がしやすい姿勢がちがうようですね。

 

 

刈り取り完了!

キキョウは秋の七草の一つですが、この時季に開花します。

炎天下でも涼しげに咲く姿に、癒されます。

 

 

観察路沿いもチェックしながら、進みます。

 

 

湿原Gの湿原域が拡大していました。踏み跡が湿地化したようです。

 

 

ということで、ロープを張り直すことにしました。

 

 

ロープはこれでOK!

 

ちょうどお昼となりました。

早く日陰で休みましょう!

 

 

新日本カレンダーさんは、このあとお仕事に戻られました(笑顔が素敵です!)。カレンダーづくりはこれからが繁忙期で、次回は12月に参加されるとのこと。

暑い中お疲れ様でした~!

 

午後は自由参加です。

 

 

台風で壊れた標識を作り直します。焼き板に文字を書いて乾燥させて、コーティング用の防水スプレーで仕上げます。

 

 

出来あがったものをさっそく設置して、記念撮影。

 

 

カトウさん制作のブローチを付けてみました。

自然の中にある材料を使った木工は楽しそうですね。

 

 

湿原Bに移動して、観察路のササを刈ります。作業をはじめると、ついつい手が止まらなくなります。

 

 

何といっても今年は「危険な暑さ」ですから、ほどほどにしておかないと危ないです。そろそろ終了にしましょう。

 

 

林内が明るくなって出てきたオオバノトンボソウ。

こういう出会いがあるので、止められないのですよね。

 

本日は、猛暑の中、お疲れ様でした!

こんなにも暑いのに、みなさんとてもお元気でびっくりです。日ごろから活動されているので、慣れもあるでしょうが、くれぐれも熱中症にはお気を付けください。

 

8月の活動は、見学会等に向けての整備の続きと、サギソウの開花調査などを予定しています。

このたび募集した守り人養成講座参加者の方々にも、体験で活動に加わっていただきます。

皿池湿原の魅力を体感していただけると嬉しいですね。