4月20日の活動ブログの番外編です。

 

【入口の案内板】

20日の活動日に参加された方は気付かれたと思いますが、湿原入口(施錠されているゲート)の手前に「皿池湿原保全事業」の案内板が設置されました。

 

 

この案内板は、「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」(三田版総合戦略応援寄附金)によるもので、皿池湿原保全事業に賛同していただいた企業からの寄附金によって、制作されました。

寄附金については、今後も、湿原の適正な維持管理等公園環境整備のため活用していくとのことです。

 

 

ここから先は、通常入ることができませんが、いつか寄附をいただいた企業の方にも、実際に湿原を訪れていただけるといいですね。

 

【ホワイトボードの活用】

守り人の館に、新しくホワイトボードを設置しました。

班分けや、活動内容などあれこれ書き込んで利用していきます。

活動中の発見など、皆さんに伝えたい情報があれば、記載して活用してください。

 

【アロマウォーターづくりのご紹介】

皿池湿原の周辺でみられる植物(間伐した樹木など)を使って、何か面白いことができないか、ということで、アロマウォーター(芳香蒸留水)づくりを紹介します。

野外イベントでハーブの専門家が作っていたやり方を参考にしました。

 

作り方は、とても簡単です。

蒸し器鍋に水(精製水等の、有機物等をほとんど取り除いたような水がいいようです。)を入れて、中敷きをセットし、中央にステンレス製ボウルを置きます。その周りに適当に細かく切った植物(葉や枝など)入れて、蓋をして弱火にかけて蒸します。

 

このとき、蓋の取っ手を取り外して、内側に取り付け直し、蓋の上下を逆さまにすることで、蓋の低くなった中央からポタポタと水蒸気が水滴になって落ち、ボウルに水が溜まります。

また、蓋の上に水蒸気を冷やすための保冷剤を置きますが、蓋が逆さまで凹んでいるので、容易に置くことができます。

 

 

こんなイメージです。

抽出液はアロマ(芳香)ウォーターなので、材料は香りの良い植物が適します。

このようなアロマウォーターの使い方としては、スプレー式のボトルに入れて、部屋に一吹きすると、気分がリフレッシュしたり、空気の殺菌、浄化効果が期待できるようです。

また、植物によっては、集中力を高めたり、防虫効果があるものもあるようです。試してみたい植物を守り人さんに尋ねたところ、クスノキやクロモジなどの名前が挙がりました。

ご興味のある方は試してみてください。